第16話《イギリスとチョコレート》


マイ・フェア・レディのイライザも、帰ろうとしている所でヒギンス教授にチョコレートを口へと放り込まれ躊躇する。なんて場面があった位にチョコレートは密接。

子供は勿論、大人も大好きチョコレート。おじいちゃんも、おばあちゃんも、イギリス人はチョコレートが大好き。こんなにチョコレートの種類があるんだ・・・ってビックリします。最近は結構日本にも入ってきているので、輸入食料品店等へ行けば、ちょっとお値段は高いですが有名どころは買えますね。

イギリスのチョコレート屋さんも多くあり、海外からのチョコレート屋さんも沢山。何か簡単なプレゼントと言えばチョコレート。クリスマスプレゼントを余分に買っておくのもチョコレート。初めて会う方への贈り物もチョコレートは鉄板だし、プレゼント用に数個買っておいて余れば自分で食べれば良い。

4時のお茶の時間にはミルクティーとチョコレート。お腹が空けば駅でも電車でも道を歩きながらでもチョコバーをかじり、セントラルで働く素敵なスーツ姿の紳士だってチョコバーをかじる。そんな姿を見て和んでみたり、あーチョコ食べたいとつられてみたり。駅のホームにチョコバーの自販機があるのが最高にクール。出てくるチョコバーも冷えていてクール。チョコミン党にはたまらない、チョコミントが昔から色々な種類でいっぱいあるのもまた嬉しい。でもね、ちょっと面白い事に「日本のチョコレートって凄く美味しい!」って日本のチョコブランドのチョコをあげると感動されました。社交辞令かしら?なんて思っていたら本当に日本のチョコレートを気に入ってくれたみたいで「ネットで買ったわ!」とか個人輸入的な事をしている人が居たり、「ジャパンセンターに探しに行ったのに無かった」と悲しんでいる人に出くわしたりして、日本のチョコレートレベルって凄い!と改めて思ったりもしました。差し上げた日本のチョコレートは、小粒リーフが小分けに入っているメーカーの物や、熟成した青りんごをチョコで包んだメーカーの物や、MやらGやら贈答品としては有名すぎるチョコメーカーさんの物やら。後々気付いたのですが、本社が全部神戸にありました。神戸ってチョコレート工場やチョコレートの会社が多いですよね、やっぱり貿易の街だからでしょうか。

話は変わりますが、東京はNY、大阪は香港、京都はパリ、神戸はロンドン、に似ていると思う。と、日本中を回っていた海外の方が言っていたので、神戸はイギリスっぽいからチョコレートが好きなのかもしれませんね。←こじつけ

個人的にはビターチョコが好きです。あまり甘くないチョコレートに砂糖無しのミルクティを合わせるのが好き。ミルクは豆乳でも構わない、寧ろ豆乳の方が私のお腹に実は優しいのでミルクでは無く豆乳を選べるならば豆乳を選ぶのだけど・・・それってちょっと邪道かしら?うううん、邪道なんかじゃないわ!だってソイは同じ色だもの!ミルクみたいな物だもの!!昔、紅茶の種類を選んだ後に、ミルクの種類(牛)まで選べだの低脂肪かどうかを選べだの言われて最後に「豆乳」と答えた私。あの日、折角説明してくれていた執事さんに、庶民は何でも美味しく頂けるので大丈夫だよ。と言ってあげたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る