企画にご参加ありがとうございます。

冒頭から刺激される内容です。
良いか悪いかを自分の中で整理する前に、思いついたことをお伝えしてみようと思います。

下記、自分の名前を強調するシーンがあります。
「ボクの名前はナツ。もう一度言おう、ボクはナツだ。」
本作の内容を考えれば重要な一文ではありますが、しかし冒頭から読み返すと、この一文がなくとも成立する、無い方がスムーズに繋がると感じました。あくまで文章としてはです。

これの解決として、
①あえてこの文章をなくした上で、他の文章のあり方で上記を強く意識させる
（自分の持ち物の名前、ハルとナツが一緒に映った写真を見る……など、描写の中に違和感を埋め込む）
②この文章をどこかで再度登場させる（例えば本章の後半、……違う、の直前など）
などでより印象を強められるのではないかと思いました。
しかしこれをすると深見と面白味がでるのと引き換えに、わかりづらくなるという弱点もあると思いました。

本作にとって重要な冒頭となりますので、その内容以外に、筆致においても気になるところを用意したい、と私の好みでは考えてしまいました。

同様の感性でいうと、冒頭、
「海外留学をしてみないか。最初先生から話を聞いた時、ボクは迷った。」
の、ボクは迷った、についても、
――即答できないボクがいた。
――その答えはイエスしかないと信じ込んでいた、きづいた、など
というちょっと含みのある言い方が好きだと思ってしまいました。

本コメントはあくまで私の好みが多すぎるので、そう考える人もいる、アイディアの一つとして受け止めて頂けると幸いです！

体を乗っ取りましたか。エロい。
エロくなるかどうかは、知りませんけれど。
エモい展開にはなりそうですな。