ヴァニティアヌスが創造した次元世界（せかい）の『教会』に所属する［司祭（プリースト）］、名前は、ない

ベレロフォンにかけられたある嫌疑によって直接の上司（※［大司祭（ビショップ）］）より派遣されてきた

外面（おもてむき）は貞淑さを装っているが…………兎に角血の気が多い（笑）やたらと多い（笑）

『人の皮を被（かぶ）った獣（オオカミ）』とよく評されるとの事

普通の聖職者の様に回復役、補助役としての立ち回りをすることはほとんどなく（※これは『全くしない』と言う意味ではない）、ほぼ前線で敵対する者達をただひたすら殴る（ボコり潰す）（あと半分の確率で“蹴る”動作が入る）戦法を重きに置いている

直接の上司（※［大司祭（ビショップ）］）の事を“お姉サマ”と呼んでいる

金の流れるような長い頭髪（ロングストレート）で碧眼、聖職者らしく白を基調とした法衣に身を包む（…ものの、ベレロフォンは自分以上の死臭・血の臭いを漂わせている彼女を『只者ではない』と踏んでいた）

彼女に名前がない理由は―――…

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