第5章 復讐
「はい!皆さん!今日も始まりました!『超絶美少女の僕が異世界転生したらなぜか心が増殖していた件』!実況を務めさせていただく、私の名前は糞土方です!よろしくお願いします!」
「よろしくお願いしまーす!」
「さあ、今日は何をしますか?」
「糞遊びや。今回のゲストはゲストの学校の部活動と騙してここに呼んだんや。ゲストは超絶美少女や。」
ゲスト「こんにち…え...」
「それでは早速始めましょう!」
「まずはこのサイコロを振ります。出た目の数だけ糞を食べます。」
「はい!」
(ゲストがスタッフにより裸にされて縛られる。)
(糞土方がゲストの糞を食べる音)
「おーいしい♪」
「次はわしが振るで」
(糞土方がゲストの糞を食べる音)
「おーいしい♪」
「次が最後だな」
(糞土方&ゲストが糞を食べる音)(ゲストは無理矢理)
「おーいしい♪」
「よし!終了!じゃあ、最後に2人で決め台詞を言いましょう!せーの!」
「「フヒッヒ……ゲホッゴホォオ……ガハッ……」」
完 ゲストはいつものように学校へ行った。すると、教室に入った途端、クラスメイト全員からゴミを見るような視線を浴びせられた。
「そんな………私がなんで.....」
その後この子は自殺したと噂になり,やがてその話が町中に広まった。
そして,ついにはテレビにまで報道され,世界中の人々が糞土方のことを嘲笑った。
「はい!というわけで,糞土方さん!ありがとうございました!」
「いえいえ、こちらこそ。(あーやっちゃった)」
「さあ、皆さん!次回の放送をお楽しみにして下さい!」
「じゃあね〜」
ある日、俺(糞土方)は自分の部屋で寝ていた。
しかし、突然何者かに首を絞められ、殺されそうになった。
必死に抵抗するがどうしようもなく、意識が薄れていく中、ふと思った。
「あぁ、死ぬ前に糞してぇなぁ」
次の瞬間、俺はベッドの上で目覚めた。
「はっ!ここはどこだ!?」
周りを見渡すと、そこは見慣れた自分の部屋の中だった。
「なんだ夢だったのか。」
安心した俺は、再び眠りについた。
しかし、またしても首元を何かに強く締め付けられた。
「うぐぅうううううううううううううううううう」
「死ね!糞土方!」
声の主は糞土方(俺)の親友、佐藤だった。
「なんでだよ!糞土方!」
「お前を殺すためだよ!」
「お前は一体誰なんだよ!?」
「俺だよ!佐藤だよ!お前のせいで俺はあの彼女を失ったんだ!なんでテレビで謝罪しなかったんだよ!」「知るか!ちょっと淫行に触れさしただけだろ!死んだのはあいつが悪い!俺は悪ない!」
「黙れ!糞土方!お前は殺す!」
さらに強く首を締め付けられる。
「うぐぅうう」
「死ねぇえええええええええ!!」
その時、ドアが勢いよく開いた。
「おい!何やってるんだ!?」
入ってきたのは警察官だった。
「佐藤!現行犯逮捕だ!」
「待ってください!こいつは僕の親友なんです!だから逮捕しないでください!」
「糞土方、お前も逮捕だ!」「えっ?どうしてですか?」
「お前は人を殺したからに決まってるだろう」
「はっ?」
「糞土方……まさか……本当に……糞ぉおお!!」
こうして、糞土方の人生は幕を閉じた。
完
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