三十三話 シルフィン領都を防衛する

 戻ってきた偵察隊の一人が言うには、草原に行けば比較的簡単に出会える遊牧民が一人もおらず、探している内に遊牧民が戦支度で集合している所を発見したのだそうだ。


 その数、五千以上。遊牧民なので全員が騎兵だ。それが集合して武装しているとなれば、これは帝国への略奪目的の侵攻を企んでいると考えられるだろう。偵察隊はとりあえず国境の砦と領都に報告をして、継続して遊牧民軍を監視しているとのこと。


「五千騎……」


 アーセイムが絶句する。五千騎もいては領都の貧弱な防壁では守り切る事は出来ないと思ったのだろう。


 騎兵の機動力をもってすれば国境から領都まではあっという間だろう。援軍は到底間に合うまい。そして遊牧民軍は領都だけではなく他の地域をも襲うだろう。そんな事になれば村や町は防衛設備など皆無なのだから襲われたらひとたまりも無い。


「シルフィン様。御身だけでも退避致しましょう。すぐに馬車を整えさせます」


 レイメヤーがそう言うと、アーセイムが厳しい表情で頷いた。


「そうですな。シルフィン様は南へご退避下さい。必ずやお守りいたし、帝都までお届け致します」


 私は反射的に言った。


「なりません!」


「な、何故ですか?」


 驚くアーセイムを私は睨み付けた。


「領民を見捨て我が身だけを助けて、何が公妃ですか。領主代理ですか! まず、領民の安全の確保が先です!」


 私はアーセイムに領都の住民を避難させるよう命じた。遊牧民は必ずまずは領都を狙って来ると思う。この間家畜を売りに来ていた遊牧民が領都の市場を知っていたように、公爵領の事情はある程度遊牧民達も知っているだろうから。


 ならば公爵領の富が集積されている領都を見逃すはずがない。というより真っ直ぐにここを目指してくる。そんなところに多くの民衆を置いておくのは危険である。


「領民を全員、南に逃します。至急隣の領主に受け入れを要請しなさい! 避難民の護衛に兵士百人を当てます」


「そ、それでは領都の兵力が減ってしまいます!」


 アーセイムの意見に私は首を横に振った。


「どうせ領都は守り切れません。住民を避難させた後、残った者と私たちで城に立て籠もり、救援を待ちます」


 帝都へ出した早馬とは別に、近隣の領主への救援要請は先ほど送ったので、遠からず救援が来るだろう。しかし、現在はアンガルゼ王国との戦争中だ。近隣の領主は兵員を戦争の方に出しているかもしれない。


 近接した領主だって自分の領地を守らなければいけないのだから。レクセレンテ公爵領に援軍を派遣する余裕はないかも知れない。何しろ敵は五千騎である。生半可な軍勢を送り込んでも役には立つまい。返り討ちに会うだけだ。


 それだと、帝都からの救援待ちになる。となればどんなに急いでも半月は掛かってしまうだろうね。


 半月も領都全域は守り切れない。ならば

領都は全体は捨てた方が良い。魔力奉納をしているお城は古いけど岩山の上に築かれた堅固な要塞だ。あそこなら半月くらいは立て篭もれると思う。


「それでは領都が焼かれてしまいます!」


「構いません。街など焼かれても復興すれば良いのです。優先すべきは人命です! むしろ領都で略奪させ、お城に立て篭もる私たちに引きつけて、領民が避難する時間を稼ぎます」


 思い切った私の発言にアーセイムは口を開けてしまう。しかしレイメヤーは怒ったように言った。


「それを言うならシルフィン様こそ最優先でお逃げ下さい! 他の者はいくらでも換えが効きますが、シルフィン様の代わりはいないのですよ!」


 私の代わりなんていくらでもいると思うけどね。私はそう思ったのだが、レイメヤーは私を睨んで言った。


「シルフィン様に何かあったら、ヴィクリート様が悲しまれますよ! それでも良いのですか!」


 うぐ……。ちょっとぐらっときた。そうね。逃げればなんとか逃げられるのに、あえて領都で戦う事を選んだなんてことをヴィクリートが知ったら、彼は怒るかも知れないわね。


 でも、同時に、理解してくれるとも思うのだ。彼なら。このような状況に陥ったなら、私なら絶対にそうするということを。


「レイメヤー。もしも私がここで領民を見捨ててしまったら、領民は私の事を二度と信じなくなります。そして、私も胸を張ってヴィクリートの嫁になる事が出来なくなります。分かって下さい」


 レイメヤーは厳しい顔で私を睨んでいたが、やがて肩を落とした。


「言い出したら聞かない方だというのは重々承知でございますよ。ですが、お約束下さい。御身を軽率に危険に晒さぬことを」


「分かっております。私とて、ヴィクリートと無事に結婚するまで死ぬ気はありませんよ」


 こうして、方針は決定し、領都の者達には避難命令が出された。昨日から遊牧民襲来の可能性ありという御触れは出しておいたので、既に逃げ出す準備を始めている者も多かった。許可を出すと大荷物を抱えて金持ちから率先して街を抜け出し、南へと向かいだした。


 私は近隣の村の者達にも連絡をし、南へと退避させた。同時に各地の砦にも連絡して避難民の護衛と迎え入れを命ずる。


 翌朝、領都の住民が我先に南へ逃げ出した始めた頃には、南に近接したタルティアン侯爵領から早馬が来て、避難民の受け入れ準備をするとの連絡が来た。だが、やはり戦争に兵を出してしまったということで、すぐには兵を送ることは出来ないとの事。


 当然私にも避難を進める連絡が来たのだけれど、私は断って、なるべく早く軍勢を送ってくれるように頼んだ。こうなればもう計画通りに事を進めるしか無いだろう。私は腹を括った。


 アーセイムによると、遊牧民は国境に移動しつつあり、侵攻は秒読み段階。既に北の国境近くの村や町の者達は国境の砦に避難を完了しつつあるとのこと。砦はこういう事態を想定して大きめに造られているので全員が収容出来るだろう。


 早めに侵攻を察知出来たおかげで、無防備に侵攻されるよりは被害はかなり減らせそうだ。しかし、帝都の住民の中には老人や身寄りの無い者など、避難出来ない者がまだ残っているようだった。


 私は丸一日待って、逃げられない、逃げ遅れた者達はお城に収容するように命じた。お城は結構な広さがあるので、残った百人くらいなら収容出来るだろう。


 そして領民で「私たちも戦います!」と言ってくれた血の気の多い男達には武具を渡し、一緒にお城の防衛をしてもらうことにする。


 麓のお屋敷にある重要な公文書や本、公爵家に伝わるさまざまな宝物もお城に上げる。公文書はこの先の領地の統治に必要不可欠だし、宝物を奪われたらお義父様お義母様に申し訳が立たない。少ないけどお義父様お義母様、ヴィクリートの私物も同様にお城に入れる。


 お城には食料の備蓄の他、井戸も数カ所あり、更に防衛設備も色々あるのだそうだ。中でも強力な魔力兵器がある他、お城全体に魔力結界を発生させて鉄壁の防御状態にも出来るらしい。それは凄い。


 しかし、大規模魔力兵器は魔力が充填されていないため使えず、魔力結界を発生させるのは、レイメヤーが全力を出しても全然足りないのだそうで、今回は役に立たない。本来は領主が発動するものなのだそうな。私に魔力があれば……。


 しかし無いものは仕方が無い。普通の兵器、槍や鎧や弓矢や投石用の石は十分備蓄されているので、それで対処するしか無いだろう。険しい岩山の上に建っているので普通の平気で防御してもそう簡単には陥落しない筈だ。


 そうやって準備を整え、領民の避難が完了した連絡を受けた後に、私は領都の中央の岩山に聳え立つ、お城に入ったのだった。今回は歩いて登って入ったわよ。結構大変だったけど、この険しさが今は頼もしいわね。


 遊牧民が国境を越えたという連絡が入ったのはその次の日の朝だった。


 ◇◇◇


 遊牧民たちは帝国に侵入すると、まず国境に近い村を略奪したらしい。私は真っ直ぐに領都を襲ってくるかと思っていたので意外に思ったのだが、考えてみれば彼等の今回の目的は食料の調達だ。ならば手近な所を襲っても不思議はない。


 しかし、今の季節は春だ。麦畑にはまだ青い麦が生えていて、夏作物はまだ蒔いたばかり。村の各家には芋や麦、雑穀が保管はされていると思うけど、集めても大した量にはならないだろう。おまけに領民は襲撃に備える時間があったので、土に埋めるなどして大事なものは隠してしまったようだ。


 二日ほど、遊牧民はいくつかの村を襲って焼いたのだが、大した収穫も無かったらしく、結局は領都を襲うしかないという事になったようだ。侵攻開始から三日目、遊牧民の集団は領都に姿を現した。


 私はお城の見張りの塔からそれを見た。第一印象は「なんかみすぼらしい」だった。軍隊であれば煌びやかな旗指物や鎧兜などの印象が強い(この間ヴィクリートが出征する時の様子が華やかだったので)のだが。薄汚れて統制もバラバラ。威勢も良くない。


 なるほど。困窮して食い詰めて、やむを得ず攻め込んできた感がありありだ。ただ、人数は多い。五千騎というとそれは大地を埋め尽くすようにすら見える。領都を取り囲むくらいなら容易いといった感じだ。


 これは確かに守り切れない。私は住民を避難させておいて良かった、と思った。現在、領都には住民は一人もいない。動けない者達と志願兵以外は全員隣国まで避難が完了していた。


 帝都へ早馬を出してからもう七日は経過している。使いは帝都へ着いた頃だろう。帝都からすぐに救援部隊が出ても九日から十日は掛かる。それくらいの食料備蓄はあるから、あとはこのお城をその間守り切れれば良いのだ。


 領都の門を破壊して雪崩れ込んできた遊牧民達は、住民がいないことに驚いたようだった。しかし、戦わないで済むのなら彼らとしても幸いだったのだろう。早速領都の略奪に入った。


 住民数が万を超える領都だけに、あちこちに隠されていた食料や物品を略奪すればかなりの量になると思われた。それを略奪されるのを黙って見ているのも腹立たしいが、物だけで済むのならそれも仕方が無い。


 遊牧民の略奪者が一番喜んだのは言うまでもなく公爵邸だ。何しろ領主のお屋敷だから避難させた宝物以外にもたくさんのものが残されている。庭園を馬蹄で蹂躙してお屋敷の中に遊牧民が入り込み、いろんな物を持ち出すのが良く見えた。何しろお城のすぐ下なので。ぐぬね、好き放題やってくれるわね! 公爵家のお屋敷を遊牧民に蹂躙されるなんて許せないが、これも囮だ。やむを得ない。


 お屋敷の次に連中が目を付けたのはお城だった。そりゃ、街の中央に堂々と聳え立っているんだもの。目立つよね。それに街には人がいないのに、お城にはいる事は警戒している兵を見れば分かっただろうからね。


 彼等は馬を駆ってお城へと続く岩山の坂道を登り始めた。アーセイムが警備の兵に命令する。


「まだ攻撃するな! 引き付けよ!」


 領都の略奪で満足してくれれば良いのに。なんでわざわざお城に来るのか。こっちは戦わないためにお屋敷が荒らされるのまで甘受したのだというのに。


 これは後で知ったが、遊牧民は略奪する時、人も連れ去り、帝国に身代金を要求するのだそうだ。お金や物資を得られれば良し。ダメなら他国に奴隷として売り払う。そうしないと物資を略奪しても農村辺りでは全然わりに合わないのだそうで、なんなら人間こそ最もお金になる略奪品であるらしい。


 なので私がいち早く領民を避難させてしまって、遊牧民達は困っただろうという。それで、ようやく見つけた金蔓と考えてお城に向かって来たらしい。


 岩山に登る道は細い上に傾斜が急だ。そこをひしめくように遊牧民は登ってくる。あまりにも無防備だが。ここまで一回も戦闘をしていないので油断しているのだろうとアーセイムは言った。


 連中が坂の頂上、城門に辿り着いたその時。アーセイムの号令が響いた。


「撃て!」


 次の瞬間、城壁各所に開けられている矢狭間から一斉に矢が放たれた。


 高所から下に向けて放つのだ。威力は増し、しかも相手は密集している。矢狭間は元々城門前に向けられてもいる。非常に効果的な射撃になった。


 矢が次々と突き立ち、悲鳴を上げて遊牧民達が落馬する。血が吹き出して、落ちてのたうち回る者、あるいは動かなくなる者もいる。


 私は生まれて初めて目の前で起こる惨劇に愕然とし、次に猛烈な吐き気を覚えたが、グッと耐えた。お貴族様教育の成果を存分に発揮して、見張りの塔の上から戦場を見下ろしながら平静を装った。


 これは自分の命と公爵領を守るための戦争なのだ。私は戦争は好かないけれど、略奪者を生かすために黙って殺されるほど博愛主義者にもなれない。殺されないためには殺すしかない。


 そしてこの場の最高責任者として、この殺戮の全責任を負う。その覚悟を固める。敵を殺してでも生き残る覚悟を決めたのであれば、何が何でも略奪者を撃退して勝ち残らなければなるまい。


 矢の嵐を浴びて、遊牧民達は撤退していった。兵士たちは喜んでいるが、アーセイムは渋い顔をしていた。


「これでこちらが多数の兵士で守っている事が分かった事でしょう。諦めてくれれば良いのですが」


 もしも諦めず、どうしてもこの城を陥落させようと考えた場合、今度は素直に城門から入ろうとはしないだろうという。


「何しろ連中は数が多い。全方位から岩山をよじ登って来られたら対応が難しいですな」


 立て籠っている兵士は志願兵を入れて三百人程だ。お城の全周を守るには少し足りないのだという。


「守り切るには敵を城内に侵入させない事が重要です。見張りを増やしましょう」


「そうね。なら避難民にも塔に上らせて見張りに参加してもらいましょう」


 避難民はほとんどが老人か女性、子供だ。戦闘力は無いけど見張りは出来るだろう。


「おそらく敵は城門にこちらの目を引き付けておいて、その隙に他からの侵入を狙うだろでしょう」


 とアーセイムが言うので、私は見張りを任せる者達に、城門の戦いに気を取られる事なく、集中して担当区域の見張りをするようにと厳命した。


 しばらくして遊牧民たちがまた坂道を上って来た。しかし、今度は城門まで近付かず、やや離れたところで止まった。そしてそこにいる全員が弓に矢を番え、天に向けて構えた。


「来るぞ! 備えよ!」


 アーセイムが叫ぶと同時に、遊牧民達が一斉に矢を放った。私は城壁の後ろにある見張りの塔にいたので放つ音は聞こえず、ただ光ったのが見えただけだったのだが。


「シルフィン様! 伏せて下さい!」


 護衛の兵士に言われて私は慌てて膝を抱えるような姿勢をした。兵士がその上から三枚も盾を被せる。


 まさか、とは思ったのよ。ここは矢が放たれた場所からは随分と遠い。届かないんじゃないの? って。


 ところがカキン、カキン、カキン! と盾は三回も矢を弾いたのだ。えー!


 生々しい、自分が命を狙われた証拠の音に、流石に私も背筋に冷たい汗が伝う。ううう。怖い。これは恐ろしい。私はここで初めて、ちょっと自分の考えが甘かった事を認めた。戦場に出るという事を甘く見すぎたわね。


 でももう今更逃げられない。逃げられないなら戦うしかない。


「反撃せよ!」


 アーセイムが叫びこちらからも矢が放たれる。今度は遠距離への射撃なので、先ほどよりは効果が薄かったが。それでも優位な位置からの射撃である。どう見てもこちらの方が優勢だった。しかし……。


「この隙に周囲から敵が忍び込もうとしてくるわよ! 警戒しなさい!」


 私は叫んだ。伝令の兵も走らせ、見張りだけでなく各所を警戒しいる兵にも警戒を呼び掛ける。


 すると案の定、城門と反対の西の城壁から喧しくドラの音が響いた。ドラは敵襲の合図だ。私は急いで西の城壁が見える塔に上り直した。


 すると、岩山を百名ほどの集団がよじ登ってくるのが見えた。敵襲だ。


 西側は岩山の崖が険しく、侵入が難しい。難しいからこそ油断していると思われたのだろう。結構な速度で岩を登ってくる敵に私はゾッとした。


「攻撃!」


 私が命令すると、城壁の兵士たち(こちらは志願兵が多い)が城壁上に積まれていた石を取り、城壁の上から次々と投げ落とした。


 岩山はかなり険しく、その上には更に石積みの城壁が大人の背丈三人分くらい垂直にそそり立っている。


 これだと下からも攻撃し難いが、上からも矢は使い難い。しかし、こういう場所ではただの石ころが恐怖の迎撃兵器になる。


 石は真っ直ぐに落下して敵兵に直撃した。それによってバランスを崩した兵は崖を転げ落ちてしまう。そして石は続け様に何個も降ってくる。落下して加速がついている。とても避けられないし、命中すれば耐えて崖にそのまましがみつくのも困難だ。


 雨のように降ってくる石飛礫に、遊牧民達は耐えきれずに撤退した。


 この日の攻撃は五回に及び、城門への攻撃と同時に複数の箇所から遊牧民がよじ登ってきて侵入を図ったが、お城の岩山は険しいし城壁も高い。こちらも十分に備えてもいる。なので一度も侵入を許す事は無かった。


 夕方陽が沈むが油断は出来ない。しかし、遊牧民は夜の間は動かないのだそうで、少しはホッと出来る。私は兵を半分に分け、交互に食事と睡眠を取るように命じた。


 私も本来は城主の部屋であるというお部屋で睡眠を取った。流石に物凄く疲れたわね。お風呂にも入れなくて身体を拭き清めるくらいしか出来なかったけど、農民時代なら三日ぐらい身体を清めないなんて普通だったから、特に気にはならなかったわよ。


 ベッドに入るなりすぐに寝た。爆睡だった。だって疲れたんだもの。護衛の意味もあって同じ部屋で寝たミレニーは「私は怖くて寝てる場合じゃ無かったわよ」と呆れていたけどね。


 こうして領都籠城戦の長い一日が終わったわけだけど、これは後から考えると長い戦いの内のほんの一日が終わったに過ぎなかったのよね。


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