第1話への応援コメント
企画から参りました水木レナです!
なるほど、目標を刻んだんですね。
歌劇団の選考基準にそういったものがあるとは知りませんでした。
逆にバレエは身長が伸びすぎると不適とされるって聞いてます。
難しいですよね。
研ぎ澄まされた才能と技術とそれ以上のなにかで人を魅了するのですから。
だからこそ、心奪われ、目指したということでしょうか。
作者からの返信
水木さま、こんにちわ!
かつて宝塚音楽学校では身長制限(確か157センチ以上)があったそうです。今は廃止されてるみたいですが。
バレエも身長は悩ましいようですね。特にパートナーがいる振付だとバランスで決まっちゃうみたいですし。
そしてきっと、決まりきった条件をクリアしてもそれだけでは足りないのでしょう。二人の心を奪ったものは、理屈じゃない魅力かもしれません。
第4話への応援コメント
舞台ってここまで夢中になれるものなのですよね。何を投げ打ってもよかった。自分の話になりますが、高校の舞台前にひどい風邪にかかったけれど、絶対に休みたくなくて練習に登校、その実、父母と先生の間で問題になったそうです(苦笑)
でも舞台はそういう足掻きをさせる。叩きのめされても関係ない。そう思います。人生はそう簡単にもいかないけれど。
ハルもナツも、ストレートではないけれど自分の道を辿れてよかった。二人がそれぞれの舞台を見て、楽屋へ駆けつける場所も見てみたいです。
作者からの返信
私も中学時代、演劇コンクール前に捻挫をして病院で号泣しましたね……。なんとかコンクールには出演しましたけど、あの情熱は舞台の力ですね。
このお話を書きながら、彼女たちはちょっとのめりこみすぎではないかと思ったりもしましたが。足掻いてでも得たいものが、舞台にあったんだろうなと思います。
二人がそれぞれの楽屋に駆けつける……良いですね!この物語で迎えうる最高のハッピーエンドになりそうです。
お読みいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
泥の付いたスニーカーで校内に入るシーン、ハルの激しさとナツの強さが胸に迫ってきて感動しました。過酷な世界でがんばっている二人の少女の心情が、それぞれ丁寧に書かれていてすばらしいですね。特に、ナツの心情にはとても共感できました。苦しいけれどキラキラしていて、まさに青春だなと感じます。
作者からの返信
スニーカーを室内ばきにするというエピソードは決めて書き進めていましたが、最初はそれを大きく活かすことを考えていませんでした。泥だらけのまま校内に入るという展開を思いついたことで、二人のキャラと行く道を思うように表現できた感じです。
キャラの心情は丁寧に描きたいと思っているので、表現できていたなら良かったです。
お読みいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
ものすごくエネルギーを感じるお話でした。
ハルさんのように自分の世界を持っている子いたなぁと振り返ってみたり、ナツの気持ちに共感したり。
同級生達の心境も、ハルが意地になった所も、ナツの本心を告白した時の気持ちも、なんだか眩しいものに感じました。
彼女たちは認めないのかもしれませんが、互いに互いを高め合うような関係がいいですね。
エピソードの心境がシンクロしたすばらしいお話、ありがとうございます。
作者からの返信
自分で書いた子たちながら、夢を見る力と若者ゆえのエネルギーがほとばしっている二人ですね。
中学生ながら自己をしっかり持っている同級生、いましたね。私の書いたハルは少し癖が強めになりましたが……。
大人になれば眩しいばかりの彼女たちですが、真っ只中でもがく当人たちは戦っていたんだろうなと思います。
最悪、蹴落とし合うようなことになりかねない二人だけど、やっぱりそれはあまり見たくなかったので。いい関係におさまってくれたかなと。
すばらしいお話と言っていただけて嬉しいです。
こちらこそお読み下さり、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
舞台を目指し切磋琢磨する二人、というアイデアが私も近かったので、親近感を覚えました。
しかし、いいのさんの作品は女性同士、しかも片方がもう片方の努力についていけずに脱落し、その後お互いの在り方を受け入れるという構図が丁寧に描かれているという印象を受けました。
スニーカーの一件以降、ハルがナツのことをどう思っているのかはわかりませんが
ナツのほうはハルに対する思いも、歌劇に対する未練も断ち切っていてすっきりしているのだろうなと感じました。読後感が爽やかでよかったです。
作者からの返信
私も水涸さまの作品に近いものを感じて、興味深く拝読しました。
レギュレーションを意識する段階で、ハルとナツの道は分かれるなと考えたので、ナツが脱落するという展開になりました。そのまま思いっきり気まずくなる物語もありえたのでしょうが、二人の心境をじっくり書くように心がけたら、なんとかお互いの道を受け入れられる展開になりました。
ハルも寂しいながら、自分たちの在り方を受け入れたと思います。会える機会は少なくとも、繋がっているかなと。
お読みいただけて嬉しいです。ありがとうございました!
第4話への応援コメント
企画の投稿順に読んでいるけど今のところ、これがダントツで素晴らしい。身長の壁、桜の樹に印をつける意味……。レギュレーションを異次元のレベルで消化していると思いました。他の作品がお題通りの展開が多い中、新鮮です。
特に登場人物の少女二人の感情の起伏――ライバルという無粋な言葉とは違う、危うさと脆さが一貫して見え隠れする――が細やかに描かれていているのも好印象でした。一推しです。
作者からの返信
たくさんお褒めいただき、とても光栄です……!
今回はレギュレーションをうまく拾えた気がします。
ハルとナツを少女二人にしたのが良かったかもしれません。少女というのは危うさや繊細さを含んだ存在と思っているので(勝手な幻想かもしれませんが)そのあたりに気を使って書けました。
一推しと言っていただけて嬉しいです!
お読みいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
コメント失礼いたします。
多感な時期の少女たちの、ひたむきな情熱やほろ苦い挫折、微妙にずれていく関係等が、美しい筆致で描かれ、青春を追体験した気分になりました。とても素敵なお話でした。
ここからはごく個人的な感想なのですが、作者様はおそらく、バレエにはそれほど造詣が深くてはいらっしゃらないのかな? と一読して感じました。全体的にフワッとイメージで描かれており、お話のリアリティという面では損しているかな、と。一人称で主人公が踊り手であるにもかかわらず、体感に落としこんだ表現が全くなかったせいかもしれません。別にバレエは小道具な訳で、それでも全然構わないとは思いますが、こういう感想を持つ人間もいた、というご参考まで。
美しく、みずみずしいお話を、ありがとうございました。
作者からの返信
青春を追体験した気分と言っていただけて、とても嬉しいです。
ご指摘の通り、書いておきながら作者はバレエに対する知識はとても浅いです。私は知識のあるなし関係なく、物語の背景をぼんやりとした感じで書いてしまうところがあるのですが。知っていてあえてあっさり書くのと、知らずに深堀り出来ないのでは全然違いますからね……。せめてもっときちんと調べねばと思います。ご指摘、とてもありがたいです。
こちらこそお読みいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
ゆあん様の自主企画で拝読いたしました。
なんと申しましょうか、美しいお話でしたが胸が締め付けられますね。
努力して勝ち取ったハルの強さもさることながら、夢を諦めて軌道修正を余儀なくされた時のナツの忸怩たる思いは、まさに青春時代のほろ苦さそのもの…。
背を比べていたのは友だけでなく、自分の目標だったり夢だったり願いにも重なりますね。
そう思うと最後のナツの旅立ちとハルの掴んだ栄光、その読後感に救われた想いがあります。
余談で恐縮ですが村下孝蔵さんの『踊り子』という歌が瞬時に浮かびました。
あれは男女の淡い恋の歌ですが、脆くも儚い青春という残酷な時間に無限の可能性を見出すも、時の流れを重ねるうちに諦観と共に現実を受け入れるしかない人が世の大半だと思います。
だからこそ青春時代の夢は輝かしいのかもしれないですね。
最高でした。
作者からの返信
美しいものを描けた時に満足する一方、それだけで終わらないと良いなあと思うので。美しさとはまた別のものもお伝えできていたら嬉しいです。
二人とも真剣だったからこそ、比べずにはいられなかったのではないかと思います。特に身近な存在だからこそ。
私は自分の書く物語のどこかしらに救いがあれば良いなあと思っているのですが、表現できていたでしょうか。
『踊り子』という歌は存じ上げないのですが、輝かしい二人の青春時代をお届けてきていたいたなら良かったです。
最高と言っていただき、光栄です。
お読みいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
コメント失礼します、薮坂です!
いやぁ、カッコいい! まずその印象を受けました! 今回の企画で「背を気にしている」という設定を見事に生かした舞台設定だなぁと思いました。
何かに夢中になれるってすでに才能で、二人の少女はその才能をさらに磨こうとしていて、でも二人はそれぞれ微妙に違い、でもお互いにそれを尊敬し合っている……というのが読み取れて、とても「青春」しているなぁという物語でした。
ハルにはハルの強さが、そしてナツにはナツの強さがあって、ライバルだけどやっぱりお互いを大事に思っていて、そのあたりの微妙な心理を描いているのが秀抜です。素晴らしい。
私、一度歌劇団の舞台を見に行ったことがあるのですけど、煌びやかな世界を演出するために、すごく努力を積んでいるという印象を受けたのです。
それがこの物語にはありありと描かれている。美しい舞台を観客に見せるために、努力を見せずにただひたすら頑張っている演者たちに尊敬しました。そしてその努力を、ハルとナツから感じました。素晴らしい青春劇だと思います。
そしてハルは夢を叶えたというところもグッときて、ナツもそれをよろこんでいるけど自分も負けないって気持ちが表れていて、読後感がとても爽やかで素晴らしい。
とても良い物語を読んだなぁ、という気持ちです! お見事でした!
作者からの返信
少女たちなりの精一杯の戦いを描けるよう頑張ってみたしたが、カッコよく書けていたでしょうか?
「背を気にしている」という設定から、ぱっと思いついたのがバレエや宝塚歌劇団(音楽学校)でした。
同じ年齢の子ども同士だと、相手に対する感情ってうまく表せないこともあるのではないかと。憧れみたいな良い感情にしろ、嫉妬みたいな悪い感情でも、最初は同じスタートラインで、同じ土俵に立っているつもりに同い年だとなりがちな気がして。けれど実際は違う人間で、違う心を持っているのだというあたりのことを表現できていたら良いなと……。素晴らしいとまで言っていただけて嬉しいです。
私も昔はよく観劇していたのと、自分でも部活動ながら演劇していたのとで、今でも役者さんやステージの舞台裏に興味があるというか、強い憧れを感じます。ミュージカルのドキュメンタリーみたいなものも興味深いし、ステージを作り上げる方たちの真剣な姿を描いた作品もとても好きで、かなり影響を受けてしまった本作ですが(汗)、ハルとナツ二人の姿に反映できていたなら良かったです。
あらすじから切ない締めくくりにもできたかな……とは思いますが、やっぱり爽やかに後味よくエンドしたかったので!
たくさんコメントをいただいたうえ、レビューまで下さって本当にありがとうございました!
第4話への応援コメント
コメント失礼します。
ハルに対するナツの微妙な感情が繊細に描かれていて、深く共感しました。友人としてハルを応援しつつも、僅かに棘を感じる文章が散りばめられていて、それを感じるたびにドキドキしました。ナツが桜姫を諦めると口にした時、悔しいやら、悲しいやら、でもなんだかほっとしたような…そんな気持ちになりました。もう、我が事のように。
非常に感情を揺さぶる物語でした。ありがとうございました。
作者からの返信
共感していただけたのなら、とても嬉しいです。ハルとナツの違いや変化が、少しづつ積み上がっていく感じにしたかったので、描けていたなら良かったです。ナツが桜姫を諦めるのはひとつの区切りだったと思うので、彼女は寂しいながら少し肩の力が抜くことが出来たのではないかと。我が事のように感じて下さったとは……光栄です。
こちらこそお読みいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
少女二人の姿に胸が熱くなりましたよ。スニーカーのエピソードに絡めて途中から熱量が変化していく感じとかリアルだなあ、と。仲違いするのかと心配になりましたが、目標は変わってもお互い刺激し合っている関係が良いなあと思いました。いやはや、プロット指定うんぬんすっ飛ぶほど引き込まれました。
作者からの返信
竹神さんの胸を熱くさせることができたなら光栄です!
ハルとナツの熱量や気持ちが少しずつズレていく感じを表現したかったので、お伝えできていたなら良かったです。その甲斐あって、二人も仲違いせず善き関係でおさまりました。
ゆあんさんのプロットあってこその作品ですが、引き込まれたと言っていただけて嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
芸の世界に生きる女性には男前な人が多い印象があるのですが、ハルとナツもカッコいいですね。がむしゃらに突き進めるハルと、自身を見極める冷静さを持ったナツ。それぞれの強さがとても魅力的でした。
種類は違えど過酷な世界であることに変わりはないわけで、この二人には違う道に進んだからこそ育める友情がありそうです。
作者からの返信
自分も部活動でごく短い間とはいえ演劇をやっていたからか、今でも舞台を始めとする芸術関係で活躍する方たちの姿はカッコイイと思いますね。ハルとナツもカッコよく書けていたなら嬉しいです。
火花バチバチのライバルというより、最初は同じ夢を持ちつつ、それぞれの考えを持ったキャラクターとして描けたのは良かったかなあと。
この二人はこの先も友情を育んでくれるものと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
企画からお邪魔いたしました。
私自身はバレエの世界に疎いのですが、きっと信じられないほどに狭き門であろう桜姫の主役になる夢を叶えたハルは本当にすごいな、と思いました。そこに捧げたのが努力、金、時間だけじゃないっていうのが本当にそうだろうなって。足を守るために上履きじゃなくてスニーカーを履く決心をするのは、ティーンエイジャーの女子にとっては並大抵の事じゃないんですよね(実際、それでハルは同級生に嫌がらせを受けているわけで)。何かに向かって狂信的なほどに突き進む人間は疎まれやすいっていうのもとてもリアルです。
そんなハルの隣にずっと居て、「私は桜姫にはなれない」と言い切ったナツは、また別の強さがあると感じました。厳しい世界に飛び込むためにどのようなサポートが必要で、どんな覚悟を要するのか判断し、腐るわけではなく、自分は自分の道を進むと宣言するかっこよさ。様々なものを与えられたハルへの羨望はあったでしょうけれど、それでもハルと親友で居続けるのも、また強さ。
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
私もバレエに詳しくないのに書いてしまいましたが。芸能・芸術関係の学校やオーディションが厳しいものであるのは想像できるので……。ハルの振る舞いは苛烈かもしれないけど、そうやすやす突破できる門じゃないということを表現したかったのです。
スニーカーのエピソードは、フィギュアスケートをやっていた同級生をモデルにしています。その子は室内履きも登下校用も(革靴でなく)、スニーカーにしていました。高校生という年齢と、本人の穏やかな性格もあって全くトラブルはなかったですが。
未熟な年齢では因縁をつける子もいるかもなとか、自分に理解できないものを疎ましく思うこともあるのではないかと思いました。
ナツはハルみたいになれないと思った段階で、同級生の側にまわって一緒にハルを爪弾きにしてもおかしくなかったと思います。けれどそうならず、ハルと一緒にいられるところまでは共に、道が別れてからはそれぞれに頑張る。それはナツの強さですね。
こちらこそお読み下さり、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
徐々にズレていき、すれ違っていくナツの目標と心情が丁寧に書き込まれていて素晴らしかったです。
二人で抱いた夢とは別の道を選んだことに後ろめたさのようなものは読んでいても感じなくて、だけどハルがひたむきに最初の目標を目指し続ける姿への羨望もあったのかなとも。
次はナツが夢を叶える番ですね!
作者からの返信
ハルがとにかくがむしゃらに進むので、これについていくのは厳しいだろう……と思いながら書いてたのが、そのままナツにも作用した感じです。キャラの内面は丁寧に描きたいと思っているので、素晴らしかったと言っていただけて嬉しいです!
後ろめたさや嫉妬の感情を書くのが苦手なのもあるのですが……ナツにとって、追いつけないながらもハルは憧れであり続けたのだろうなと。
ナツを応援して下さってありがとうございます!
第4話への応援コメント
二人の想いの強さだったり、周囲の環境だったり、いろんなことに左右されるのだろうけど、貫ける強さは羨ましいなぁ。
そして、そこまでできない、一緒に歩けないと正直に話せるナツだからこそ、二人は親友だったのだろうな。留学して、いっそう磨いて、またどこかで一緒の舞台に関われるといい!!
作者からの返信
色々ままならないながら、情熱を貫けるものを見つけた彼女たちは幸せだと思います。
ナツがついていけないとなった時、ギスギスして縁が切れるか、新たな関係を構築するのか、書くまで見えてなかっのですが。仲良しのままでいてくれて作者ながらほっとしました。また二人の夢が交差する事があればいいですね!
お読み下さり、ありがとうございました!
第4話への応援コメント
ステキなお話をありがとうございます。
ナツもハルも目標は違えど、ちゃんと進んできたんですね。
そういうことを真正面から描ける才能がうらやましいです。
作者からの返信
二人ともに希望があるお話にしたかったので、それぞれに進む道があるという物語にしてみました。
こちらこそお読みいただいたうえ、コメントを一つ一つありがとうございます。