第5話 女子会

私達は私の家についた。


「散らかってるけど、ゆっくりしていってね。」


『………。嫌味か?』


「そんなことないよ?」


(きれいにしてますよ。私なんか、ゴミ屋敷ですから。)


《で、お昼ご飯を何にしますか?》


[ピザがいい。]


《他は?》


『フライドポテト。』


《他は?》


「ジュース。」


《他には?》


(特になし!)


《ピザは何味?》


[マヨコーンと、マルゲリータ。]


《わかりました。じゃあ、ガ○トにたのみますね。》


「『[(は〜い。)]』」


………20分後………


<ご注文のマヨコーンピザとマルゲリータとフライドポテトをお届けに来ました。>


「ほ〜い。ありがとう。」


<!!>

<可愛いですね。>


「フフッ、ありがとうございます。はい!これが代金です。」


<ありがとうございました〜!>


「ピザとフライドポテトがきたよ〜。」


(待ってました!)


[それじゃあ、いただき……]


ピンポ〜ん。


[………。私が見てきます。]


〘こんにちは〜。〙


〈こんにちは。〉


[どうも、こんにちは。]


「あっ!セイナさん、リエイさん。こんにちは。」


〘どうも〜。〙


〈こんにちは。〉


「紹介しますね。こちらが、イナさん。あちらが、ユウルさん。この人が、カルナさんです。」


英菜イナです。)


[私が、華月カルナ。]


《私が、結瑠ユウルです。》


〘私は、聖成セイナ。〙


〈私が、理瑛リエイです。〉


《セイナさんとリエイさんはお昼ご飯を食べましたか?》


〘いいえ。食べてません。〙


〈ピザをもらってもいいでしょうか?〉


《どうぞ、どうぞ。》


〘ありがとうございます!美味し〜。〙


〈やっぱり、美味しいです。〉


(質問してもいいですか?)


〘〈いいですよ。〉〙


(お二人は何歳ですか?)


〈私が、32歳です。〉


〘私は、41歳です。〙


(そうなんですか。)


〘そう言う、イナさんは?〙


(私?私は、39歳。)


〘くそ!私より若い!〙


「ハハ、セイナさんはこの中で最年長ですよ。」


〘そんな〜。〙


「逆に一番若いのはリエイさんで、32歳です。」


〈やった〜。〉


〘オラに若さを分けてくれぇぇぇ!〙


〈無理です。〉


〘Oh…。〙


そんなこんなで、まだまだ私の家で女子会が続くのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

女の子になったオタクは、今までと反応が違い過ぎて困ってます! ケモナー分身体 @yosuke0820

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ