ジョージ・A・ロメロを想う。
『僕の良きコラボ相手であり、
古くからの友人でもあるジョージ・ロメロが亡くなった』
2017年7月16日、ロメロ監督の訃報。
スティーブン・キングのコメント。
亡くなる直前まで、ジョージ・A・ロメロは
キングの小説『トム・ゴードンに恋した少女』の
映画化の準備をしていた。
自ら監督をするほど映画大好きな、
ホラー小説の帝王・スティーブン・キング。
ホラー映画界の巨匠であり、
ゾンビ映画の父・ジョージ・A・ロメロ。
二人は盟友であり大親友だった。
『君のような人は、もう二度と現れないだろう』
同じ時代を生きた二人の青春時代は
激動の60年代。
ベトナム戦争、核の恐怖。
ヒッピー文化・・・
「常識」が覆されるような出来事の連続。
それまでの日常が異形のモノに破壊される時代。
ロメロはゾンビによって日常を破壊し、
キングはひ弱な女子高生が町を破壊した。
「弱者による革命」
キングは自作の結末について
こう語った事がある。
互いのアイデンティティの一部にもなっていた
「盟友」
スティーブン・キングの中で
ジョージ・A・ロメロは
あまりに大きすぎた。
その喪失感たるや・・・。
ジョージ・A・ロメロ亡き後
気のせいでなければ
スティーブン・キングの
作品や、それに対するキング自身の
「気配」「匂い」が
違ってきているように思う。
映像化作品や
小説を楽しみにしている身としては
ハイクオリティな量産は
ただただ嬉しい。
降り注ぐ恩恵をシャワーの様に浴びるのみ。
若き日の
ジョージ・A・ロメロと
スティーブン・キングの写真は こちら。
https://kakuyomu.jp/my/news/16817330657032981162
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