『ビリー・サマーズ:Billy Summers』
2021年8月出版
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元軍人のビリー・サマーズは、
悪人専門のヒットマン。
引退を決意したビリーは、最後の依頼を引き受ける。
依頼内容
『作家として町に潜伏する。
ターゲットはジョエル・アレン』
自分の人生を小説として執筆し始めるビリー。
機会を伺うヒットマンとして、
街では余暇を過ごす小説家として、
標的が現れるのを待つうちに
依頼主への疑念を持ち始める。
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物語は多重構造になっている。
ヒットマンとしてのビリー・サマーズ。
小説として書き進められる「ビリー・サマーズの物語」
ヒットマンを引退してからの物語。
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『キングオブホラー』を冠する
スティーブン・キングの
クライム・サスペンス小説となる。
新作が発表されるたびに
「歴代最高傑作」と称賛されるキングだが
この『ビリー・サマーズ:Billy Summers』も
スティーブン・キングの最高傑作と称賛された。
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人物描写の緻密なスティーブン・キングは
静かに
ドラマチックに展開する
クライム・サスペンスというジャンルにおいても
その健筆振りを遺憾なく発揮している。
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スティーブン・キングは
2007年にアメリカミステリー作家協会から
グランドマスター賞を貰っている。
2007年に発表された作品といえば
「1408号室」
「ミスト」
ホラー作品であると同時に
ドラマチックに続き開く謎、謎。
広義としてのミステリーとして
偉大な作家にグランドマスターの称号を。
ということだろう。
栄誉あるグランドマスター第一号は
アガサ・クリスティーだった。
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『ビリー・サマーズ:Billy Summers』も
ミステリーかサスペンスの文学賞を
取っていたような記憶があるのだが・・・
アメリカ以外の国でもたくさん賞を貰っている
スティーブン・キングなので
ちょっと把握仕切れない。
ホラー分野以外の賞も数知れない。
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今回、内容についてあまり触れていない。
考察も妄想も想像も
ほとんど入れていないのだが。
近々、映画化されることが決定している。
スティーブン・キング作品は
映像化作品が最初の人も多いので
公開を気長にまってから
あれこれ書くコトにしようと思う。
脚本の仕上がり具合によっては
制作総指揮のJ・J・エイブラハムが
久々に監督を務め、
主役のビリー役を
同じく制作総指揮を務める
レオナルド・エカプリオになる予定となっている。
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