第4話 クチナシとぬい、人外への1歩を進む(れい視点)
さて、今日はクチナシとぬいとれいだけでダンジョン配信することになった。
理由は、クチナシとぬいを強くするためだった。あとは視聴者がクチナシとぬいのペア配信やれとうるさかったからだけど。
そして今日選んだダンジョンは、
「ぬいと2人で探索は嬉しいな〜」
「僕もくっちーと2人で探索できるのは嬉しい!!」
この2人仲いいよなぁ〜
“カメラマンだれ?”
“てぇてぇ”
“カメラマンがちゃんと仕事してて偉い”
“カメラマンちゃんとこの2人映しとけよ”
「なんかれいの扱いがひどいねwww」
「僕的にはれいも邪魔なんだけどね」
「…(ᐢ ̥_ ̫ _ ̥ᐢ)グスン」
いっその事配信中に大泣きしてやろうか…
「れい泣くの?」
「その代わりくっちーと2人でとことこ進んで行くからね」
「…それより…武器集めに行くよ…手始めに下層まで行こうか」
「へ?な、なんで?そこまで行かないとだめなの?」
「ぬい…説明したよね…強い武器と効率的なレベル上げなら下層の方がいいって」
「れいって鬼畜だね」
“れいの鬼ー”
“れいのあほー”
“れいのざこー”
“※れいはおもちゃ扱いです”
ボクおもちゃなの?みんなのおもちゃなの?
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下層の隠し部屋に来ていた。
「やったね!宝箱ゲットー!」
「僕もゲットー!」
「れいは?」
「…スキル2つだから2人にあげる。このスキルは成長するスキルだから2人に使ってもらった方がいいし」
「れいにしては考えてたんだ。」
“れいって意外と考える方なんだw”
「…ひどいな…」
「「そんなことないと思うよー(棒)」」
「…もういいや…宝箱開封やるよ。まずはクチナシから」
「じゃあ開けるよ〜!なにこれ?槍?」
“めっちゃかっけぇ”
“下層探索者の槍使いがよく持ってるやつだ”
「…コメ欄に鋭いやついた。」
「くっちー当たり引いたの?」
「…そうだよ」
「やったー!」
「…その槍の名前は
「なんか強そうだね。」
「…しかも疾風突きと相性いいから使う人いっぱい」
「ほへぇ」(分かってない顔)
「次は僕だね。弓?さっき貰ったスキルと相性いいとかあるかな?」
「…その通り、その弓は
「なんかすごい!!れいのおかげだー!」
¥10,000
御祝儀だー!受け取れ!
¥25,000
お祝い金です!
“スパチャ飛んでるわww”
「スパチャありがとねー!」
¥50,000(れい)
…クチナシおめでとー
「配信中に別垢でスパチャは贈らないで!?」
「…ポケットマネーだからセーフ」
「れい!そゆことじゃないから!」
「…どゆこと?」
「はぁ…もうれいの好きにしなよ」
¥50,000(れい)
¥50,000(れい)
「なに15万円も一気に飛ばしてるの!?」
「…好きにしろって言われたから?」
「れいってやっぱりおもしろいね」
“れいおもろwww”
“一気に15万とかあほだろww”
“おハーブ農園作れるわww”
「…みんなひどくn━━━━━━」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
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次回、転移トラップで来てしまった上層探索者をクチナシとぬいが助ける?
ダンジョンプレイヤーズ〜カオス組のダンジョン配信日記〜 陰 @rei1108www
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