第9話 4冊の本&これは戒めなんだ、の回

その日は天気が良くて、僕は散歩がてらBOOKOFFに行って、本を4冊買った。


宇佐見りん著『推し燃ゆ』をまだ読んでなかったから、それと。

先日、芥川賞を受賞した遠野遥氏が会見で口にした、綿矢りさ『蹴りたい背中』と、うさぎの写真の表紙がかわいい『勝手にふるえてろ』と。

島本理生さんが20歳のときに、最年少で野間文芸新人賞を受賞したあとの、芥川賞候補にもなった『生まれる森』の、4冊。


どれも「今さら?」(悪い意味ではない。まだ読んでなかったんかい? というニュアンス)っていう本なんだけどさ。

去年の夏休みの宿題に、遅ればせながら取りかかるみたいに、それらを読み始めるんだ。

こうして僕は、書いては読んで、読んでは書いて、を繰り返してる。毎日毎日。


これが新刊4冊のレビュー記事なら、それなりに読む価値はあるかもだけど。この先に書いてある文章はほんとにしょうもないもの。書いた本人が言うんだから間違いない! みなさんの大切な時間を奪ってしまうのは本意じゃないので、危機管理能力に長けた方は速やかにお帰りください。

そんなのいいよ、ボクはワタシはヒマなんで、という人のみお進みください。


この先に、どうしても報告したいビッグニュースが訪れた際は、タイトルにそれを含ませるので。それ以外の日は「これは戒めの回なんだな」とご理解ください。それでは。





春の新企画・テレビドラマを語る大人の部活動(学生時代)をスタートしてから、「テレビドラマ特化型エンタメコラム『読むドラマ』」を公開してるブログサイト『カステラ書房の毎日』のPV数は確実に増えている。


前回報告したように、4月9日(日) の日間PV数は 113 。

そして、翌10日(月) が146 。微増だけど「33」は増えている。棒グラフで見ると結構ぎゅーんっと伸びてるんだけどね。それはいいとして。


調子よかった頃は最低数値が「150」だった。それを下回ると「今日は少ないなあ」と感じていた。それが今ではそこに到達してもないのに喜んでるからね。サボっちゃダメだなって反省するよ。


僕なんて、何者でもないんだから。

日に日に成長しなくちゃいけないのに、進化どころか退化しちゃってるからね。

それで僕は、自分自身を戒めるように、毎日これを書いてる。ほんとはね、毎日更新する必要なんてないって思ってる。ある程度の結果が出たときに報告すればいいじゃんってね。


だけど、僕の文字を打つ指が止まらない。これは戒めなんだ。

「結果が出てから」なんて言ってたら、結果なんて出ないんだ。

僕には「結果が出てない」ことを、毎日確認する必要がある。これは戒めなんだ。

結果を出そうとして、自ら動き出すその指を僕は信じるしかないみたい。



「150」は最低基準だったのに。「150」に近づいたことで満足してる。その現在地を文章で記録する夜。これは戒めなんだ。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る