第2話 双子の魔機工士


兄のレイ・ギアールと弟のカイ・ギアールの2人は魔機工士と言う特殊な職業についていた。

兄レイ・ギアールそして弟カイ・ギアール

この2人は、皇国メノスでアカデミーで魔法学と機工学の教鞭を執っていた。

「…であるからして機工学の観点からして重力におけるエネルギーは切っても切れない縁なのである」とレイが言ったところで授業終了の鐘の音が響いて来た。

「以上をもって本日の授業を終了する各自で復習なり予習なりしてくれよ!……と言いたいとこだが…」と言いかけたとこでいきよいよく扉を開ける者が居た。

ビシャン!

「レイ!」

と抱きついて来たのであるその光景をみて周囲の生徒たちはざわつき出したのである。

抱きついてきた人物の顔はこの国で知らぬものは居ない第3皇女メザリナ・メノスその人なのであるからざわつかないわけが無いのである。

「皇女殿下お待ちください!!兄さんは!って遅かったか……」と静止しようとして出てきたのは第三皇女付きの皇国軍魔機工士筆頭カイ・ギアールである。

「苦し!……折れる!……カイたすけ……」

ボキッ!っと教室全体に音が広がったと同時にレイの悲鳴がアカデミー全体に響いたのである。

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縁の下の力持ちの恋愛ドラマ @arihime0609

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