少佐は作戦を開始する



いや〜私が少佐だって驚くのはわかるけどさ、ぶっちゃけ国王に聞いてないわけ?私のこと。

でも私には大佐が前もって練った作戦を実行しなきゃなんないから、サクサク行きたいんだよね。



「もう一度言うけど私はディスクレイ王国の少佐でもありフィアシア公爵家の令嬢でもある、アリシア・エディス・フィアシアだよ。一応年齢は9歳ね。ケイル、ちょっとこの戦艦について説明したいから案内図見せてくれない?」



私はケイルから戦艦の案内図を受け取りカイザルに見せた。



「まず、ここが聞いての通り私が担当する戦艦、第一番号の『右翼』でその次に大佐の第九番号『本艦』だよ。そしてその横にあるのが中佐の第四番号の『左翼』で以上かな?でもここに居るのは覚悟しておいたほうが良いよ、だってここは一番危険性が高いところだからね〜」



私の言葉にカイザルは無表情だけども少し引いている気がした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る