第7話 破壊術式
聖域神界にて……
おい……この男はどうだ。神達が何かをやっている。やはりこいつもダメか……。さすがにこれ以上はこの男の体も危ないですし、今回の実験はこれで終わりましょうか
僕はなぜか体質的な問題なのか。僕ばかりが実験の道具にされた。俺の体はもう動かないこれも破壊術式の効果だろう。俺は当時感情もなく言われるまま動く人形だった。
次の日も、次の日も破壊術式、破壊術式もう聞き飽きたよ。俺の体はもはや人間ではない俺は、殺戮人形になってしまったのだ。だがやはりちゃんとした神もいるようだな。
ある日俺は、たった一人の転生の神サラ様に助けられたのだ。これは俺にとってもすごくうれしく初めて人間になったなぁ~と実感した。
会うまでは、人間界に行き。破壊術式を使い殺戮し……それを人間たちは災害と言う。俺は転生の神サラが好きだ。
神界にいるたった一人の俺に手を差し伸べてくれた、たった一人の女神だ。俺の力は今や神をも上回るほどになっている。この力を使えばサラを守れる。
神界○○年
聖域戦争が多発した。それは神達の力があればものすごく激しい戦争になる。色々な神達が争っている。それはサラも例外ではない。あいつは、攻撃魔法は得意としていない。
俺はサラを守る……
急いでサラの元へ向かう。だが、手遅れだった。そこには、
内心俺は焦った。月の神は神の中でも割と上のほうだ。これはまずい……俺は急いで応戦した。
「【
ガルミラは地獄門に吸い込まれて、崩壊したと思ったのだが……やはり月の力はすごいなぁ。ガルミラは這い上がってきたのだ。
そのまま、ガルミラはサラを背中から一突きでサラを殺した。俺は心の奥底にある文字が浮かんだ【神を殺し、天理を殺し俺が最強になる】この言葉は何回死んでも。忘れることはない。
神界戦争は激しさを増し。とうとう人間界まで、神々が降りてきて戦った。これがいわゆる、人間界で言う【
俺はいろんな神を殺した。俺はもう存在価値がわからないものは何でも殺すようになった。今まで殺した神は……。72柱ぐらいかな?俺には分からない。いつの間にか殺してた。転生の神がいなくなり俺は心が壊れた。もう何も知らない、何もいらない。俺から奪うやつは殺す、そう俺は誓った。
戦争が終わり……
「っう、なんだ……ここ」
レインは目を覚まし、ここがどこなのか理解をし始めた。
多分俺は夢を見ていたのだろう。あれが本当にあった話とは俺は思わない。だが心の中に存在する言葉【神を殺し、天理を殺し俺が最強になる】これは、なぜか覚えている。だがこれを口にしたことはない、俺は【俺の最弱でお前の最強を打ち破る】これでみんなには口にしている。
「サラとリリア心配させてごめんな……」
俺は二人の顔を見た……。だがなぜか二人とも泣いていたのだ。
「レインあなた、凄い過去があったのね……。」
「レイン様私でよければ、甘えてください……。」
俺はすぐさま二人に、これは夢だと話したがリリアに言い負かされてしまった。
「レイン様、この魔法は私の固有魔術で、相手の見ている夢など人には言えないことを寝ている間に本人が無意識で話す効果のある魔術です」
リリアはそういった……。俺は、もう隠せないと思い、二人に俺の今知っている範囲で教えた。
「そうなのか……何も覚えていないのか……」
「レイン様、私その謎を解明したいので、これからも一緒に冒険してください!。私はレイン様に助けられた命。レイン様に使いたい、それと数々の目標も達成していく!」
「そういえばレイン~」
「なんだ?」
「破壊術式ってどういう魔術なの?」
レインは質問された内容を簡単に二人に伝えた。
破壊術式は、その名前の通りで、対象を破壊する魔術だ。だがこの破壊術式には欠点がある。それは、破壊術式には触媒が必要なことだ。例えば自分の血を犠牲にして相手を腐らせる。【
一通り話した俺は大火山攻略のために帝国から西の方に進み。ルルカ村に行くことにした。ルルカは砂漠の村だ、暑さ対策にうってつけの場所だ。二人は少しでも熱い場所での戦闘に慣れてほしい。
「二人とも、大砂漠ルルカの出現する魔物は基本、巨大だ、今までの魔物と比べ物にならないほどデカいぞ気を付けろ。」
俺たちは大体10日かけルルカ村へ行った。村に着いたら一番最初にすることは。村長さんに挨拶だな。少しでもお偉いさんと仲良くなると後々有利になる、今は帝国の特産物を持って挨拶をしよう。
「村長さん、こんにちわ。私は帝国から10日かけこのルルカ村に来たものです。そしてこの横にいる二人は右から、サラフィーネ、リリアクロネです。そして私は。レインアングロスと言います。少し滞在しますのでこれからもよろしくお願いします。」
「お願いなのです!」
「お願いいたします」
俺たちは今日は寝ることにし、明日の特訓をすることになった。
俺たちが寝ている間にルルカ会議があったらしい。
「あのレインアングロスと言うものはどこかで見たことがあるのじゃが。」
「もしかして……嫌でも、あり得るのか」
「確かにあの方の纏うオーラは別格だった。」
「もしかして、あの本を持ってこい」
村長がある一冊の本を出し指をさした。
「みんなこれじゃ……天理イブルシファーと長年渡りあった。最強の人間プラノスアイリスまたの名をレインアングロス……」
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