空中戦艦(後部第三通路)
ダンスするように『FANG』の刃を
その間に、後方の兵士級から射出される
しかし、『アイギスメイル』の厚い装甲が、その全てのダメージをシャットアウトしていた。
【虚飾】が、【近接戦闘(刀剣)】rank100に代わりました
「七星剣術・一つ星……
自分も続けとばかりに、
「七星剣術・二つ星……
敵の足下に向けて、斜めに突きを放つ俺。
妖刀に憑依されたマコトから学んだ自由な応用。
あとは、シールドの中まで踏み込んで、接近した距離で
ズバッ!!
よし、狙い通りに攻撃が通る!この調子で、
そして、あらかた前衛を片付けた頃に待機していたテンとナギが動き出す。
「『インフィニティ・アロー』……セット」
那須原ナギが天使の翼を
レベル3の秘宝『インフィニティ・アロー』。
その名の通り、無限に矢を生成する特殊な弓矢。
しかも、その矢はわざわざ弓にセットする必要がなかった。
ドドドドドドドドッ!!!
そんな矢を次々と
しかも、その一矢一矢がブーストしながら発射される強力な一閃として襲いかかる。
そして、その間隙を縫うようにして今度はテンが高く宙を舞いながら、周囲に巻物を展開させる。
「ニンジャ・スクロール、展開!シノビ・アーツ……『
ブオオオオッ!!
さすがは、『ヴァルキュリア』の最高戦力たる九戦姫の面々だ。みんなが一騎当千の強さを持っている、頼もしい。
テンは見たが、やはりナギも強くなってるな。
なんだ、あのトンデモ弓矢は?
「あらかた、片付いた……かな?」
ズン!ズン!!
敵の第一波を退けて、俺が安心していると、強烈な地響き音と共に、奥の方から第二波の軍勢が現れた。
今度は、
「さぁ、みんな……第二ラウンド、行くわよ!」
ダダダダダダダッ!!
ライアン先生が鼓舞する中、今度は向こうから攻め込んできた。
ザンッ
飛びかかって来る機械の猟犬を回避しつつ、すれ違いざまに斬撃を加える。だが、絶えず次々とやって来るので応戦するのに必死だ。
「おいで!ワンちゃんたち!!」
そう叫びながら、テンは自身の手首に緑のスカーフを巻きつける。すると、
「これが、本物のワンちゃんだったら幸せだったんだけど……機械なら、話は別!シノビ・アーツ、『
そして、目立つことで速くなる彼女のユニーク【
「鳴り響け……
ズバババババババッ!!!
分身したテンが、向かってきた
その動きを小太刀から発生する雷鳴がなぞって、綺麗な軌跡を描いている。
そんな彼女の勇姿に、俺が
言われていた通り、片足に強烈な攻撃を加えて、バランスを崩していく。
この通路にいる大足級は、あと三機だ。
遅れて、自分も剣持さんたちのいる前線へと走っていくと、敵のバルカン砲が降り注いでくる。
キンキンキンキン!!
回避も混ぜつつ、
光剣の刃は
そして、俺は剣の柄を逆手に持ち替えて、覚えたての新技を試してみることにする。
「七星剣術・五つ星……“
ズバアアアッ!!!
Vの字に描いた一撃が、
初めての実戦使用にしては、上出来だろう。さすがの破壊力だ。
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