幼稚園

パリで幼稚園に入った。

そこでマーリアちゃんっていう、フランス人の可愛い女の子と仲良くなった。

マーリアちゃんのママは日本人。だから、マーリアちゃんは日本語もしゃべれる。


幼稚園でいつもマーリアちゃんといっしょに遊んだりしてる。


ある日、マーリアちゃんはボクに

「あやめっちの後ろに、いつも女の子いるよー」

って言ってきた。

「えーっ?女の子?」

「うんっ!3つくらい年上の!」

「えーっ?ほんとにー?」

ボクは、後ろを振り返ったけど、ボクには何も見えない。


「さよりんっていう女の子みたいだよ」

「えーっ?さよりんなのー?」

「知ってる子?」

「うんっ!ロンドンでいつもいっしょにいてくれたお姉ちゃんみたいな女の子...」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る