第31話 本当のところ
聞けば、地上の森で
やっぱり、
メイも
と、そんなことを考えてる俺に、メイが何かを思い出したような感じで
「そう言えばハヤト、さっき言ってた話したいことって何?」
「あぁ、そんなこと言ってたな。もしかして、オイラ達に頼み事でもあるのか?」
「いや、頼みごとって言うか、話しておきたいことって言うか。まぁ、
「
「えーっと、一応私も居るのですが」
「あ、大丈夫ですよ。
そう言う俺に少し
相変わらず
「
「
「うん。アタシ達の所にあの女エルフが来て、
「エルフ達も
「ううん。
「
「なんであれ、奴らとオイラ達の目的は最初から
「その通りだ。で、皆がどう思うか、聞いておきたくてさ」
そう問いかけた俺の言葉に、皆は少し考え込み始めた。
そうして、一番初めに口を開いたのは、
「オイラは……
「そうだね。アタシも、
「そうか。ちなみに、吉田さんはどう思いますか? マリッサとはあんまり話したことないかもしれないですけど」
「そうですね。皆さんを前にして言うのは申し訳ないですが、正直なことを言えば、彼女のことを信じるだけの
「そうは言うけどよ、吉田のおっちゃん。
「確かに、
「そ、それは……」
吉田さんの言葉に、
確かに、俺にとってみればマリッサの行動に
例えば、彼女が
俺には
まぁ、
とはいえ、今の俺はマリッサのことをまるっきり全て
「
「そうですか?
まぁ、そう思うのが
やっぱり、この場で
このまま
「……これに関しては、先に
「っ!?」
「だから、あの
「そう、なんですね」
でも、彼の
「はい。それなのに、彼女は白いドラゴンが外に現れた時点で、
「だから、すぐに外に出て戦ってたってこと?」
「あぁ」
「嬢ちゃんがそこまでする理由は何なのか。って話だよな」
俺の考えは
あとは、当の本人から本当のところを聞ければいいんだけどな。
なんてことを考えていると、店の床を
「ふむ。会話に
「バロン・ガラン様!?」
「そんなに
「そんなに気になるんですか?」
そんな彼に
「
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