第3話 私が転生???!!!
私は今、浮遊感を感じている。何故だろう?ただ、なんとなく心地良い。
だんだん意識が鮮明になってくる。そして、パズルのピースが一つずつ当てはまるような感覚で、自分の身に起こったことを思い出した。そして、次の瞬間、私は叫んだ。
『おぎゃー!!』
叫んだ後、少し冷静になる。そして、「あれ、待てよ。」と、自分の声に違和感を覚えた。そういえば
視界があまり開かず、少しボヤケている。手もあまり力が入らないし、なにかに包まれ、体が横たわっている。何故か、安心感を感じる。
いやいやいやいや、そうじゃないでしょ。私は、もう死んだはずだ。なのにどうして意識があるの?
まって、まさかこれが‘‘転生’’っていうやつ?そんなことってありえる!?驚きからか、手や足をバタバタさせる。すると、
「ゴツンッ」
と部屋の中に大きな音が響いた。その音は、私が頭をぶつけた音だった。その衝撃からか、また意識が遠のいていく。
ま……た…死んだ……り…しない…よ…ね……
次の瞬間、また視界は真っ暗に染まった。
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