第57話 注:性描写有 救世主はじんの
(すごくいい匂いがする………)
誰かに触られている感覚とともにお風呂上がりのシャンプーのような匂いがする。
(!!)
一気に目が覚める。
「んぐっ………」
目が醒めたと同時に誰かにキスをされる。
「ん〜、ん〜、」
両手で顔を押さえられていて逃げられない。
(!!)
なぜ両手で顔を押さえられてるのに俺の股間も触られているのか?何が起こっているのかわからない。
キスの息継ぎの時に全容を理解する。
キスしてたのはももさん、そして股間を触っていたのが杏子先生。
2人ともお風呂上がりで下着姿だ。
ももさんは赤い下着で初めて見るガーターベルトもしていた。
杏子先生は薄い黄色の装飾のついた白いかわいらしい下着だった。
「ちょっ、2人とも!」
大声を出すと大変なことになりそうだから声を殺しながら言う。
「初めてはももこと杏子とどっちがいい?」
ももさんが耳元でささやく。
「いや、それは……… あぁん」
答えに詰まっていると杏子先生が俺の股間を指先でこねくり回す。
「だ、だめ………」
俺は気持ちよくて股間に力が入る。
「じょうくん、イッちゃだめだよ」
ももさんが耳元でささやいた。そして耳を舐めまわす。
「ああぁ〜、ん、ん、はあ、はあ」
「かわいい!あんず、じょうくんかわいいね!」
ももさんは無邪気な笑顔で杏子先生に話しかけた。
それがきっかけになったのか、杏子先生が………
(!!)
「あっ、だめ。それ、だめ。あっ、あぁ」
初めての感触と初めての経験。
杏子先生の胸が俺の股間を挟んで上下に動いている。
ももさんはそれに合わせて耳の中に舌を入れてくる。
ももさんの手は俺の乳首を爪でもてあそぶ。
同時に全てを攻められると意識が飛んでしまいそうだ。
「じょうくん、1回イッていいよ」
ももさんが耳元で囁き続ける。
「ああ、あっ、ほんとうに……… あぁっ」
なにも対抗できないとはこのことだ。
俺の全身に力が入る。
それに合わせてももさんと杏子先生が興奮して
もっと強い刺激を俺にもたらす。
「あ、あ、だめ、い、いく………」
絶頂に向けて俺の腰が浮き上がる。
ガチャガチャッ!
扉の音が鳴る。
ももさんも杏子先生も一気に動きを止める。
俺は行く直前で身体がビクンビクンしている。
「はぁ、はぁ、はぁ」
俺は1人息を切らしている。
「お兄ちゃーん、開けて〜」
じんのの声がドアの外から聞こえてくる。
ももさんと杏子先生は下着姿だ。
この姿をじんのに見せるわけにはいかない。
「ももさん、先生、ドアの後ろに隠れて。
俺がじんのの気を引くからその間に部屋を出て」
できる限り小声で伝える。
ふたりはコクッとうなずき、ドアの後ろにそっと立った。
「じんの、今開けるね」
ガチャ、俺は扉を引いてその扉で2人が隠れるように位置どる。
「もう、お兄ちゃん、なんで鍵かけてるの!」
「ごめん、トイレ行った時に無意識にかけたのかも。ところでじんのはどこ行ってたの?」
「ももちゃんとあんずちゃんに一緒に寝よーって言われて寝てたの。目が覚めたら2人ともいなくなってて………どこいったのかなぁ?」
俺も杏子先生もももさんもドキッとした。
「うーん、2人とも大人だしまたお酒でも買いに行ったのかもね」
「そうだね、じんの、1人は寂しいからお兄ちゃんと寝るぅ」
「いいよ、おいで。どっちが早くお布団に潜れる競争だ」
そう言って布団に入るふりをするとじんのはつられて猛ダッシュ。
布団に飛び込んだ。
掛け布団の中に潜り込む真似をすると見事にじんのも潜り込む。
俺は2人を見て目を合わせて合図する。
2人はコクッとうなずき一気に外に出た。
ふぅ〜〜、ほんとうにあの2人は………
大の大人がなぜ問題を運んでくるのか。
でも気持ちよかった………
じんのがこなかったら未知に合わせる顔がなかった。
今日を乗り切った!明日は遊ぶだけ。
そして未知とのことをみんなに伝える!
前向きな俺のはずなのにあそこだけはおさまらない。
あれだけのことをされたんだ。
興奮してあそこも言うことを聞かなくなっている。
「じんの、お兄ちゃん、ちょっとトイレ、さき寝てていいよ」
完全にさっきの余韻で股間がギンギンだ。
これは処理しないとおさまらない。
じんのの横では処理はできない。トイレへ直行だ。
リビングは真っ暗だ。2人とも部屋に戻ったようだ。
2人のエロい姿が目に浮かぶ。
さっきのこともあり、おれのトランクスは結構濡れていた。
そんな自分にも少し興奮してしまう。
歩きながらも手で擦り始める。
すぐにでもイキそうだ。
やばい、トイレ!もう出る。
ガチャ、
「先生!!」
トイレには杏子先生が座って用をたしていた。
「あっ!」
ピュッ、ピュッ、ピチャ!
ドロ〜……
予期せぬ先生のトイレシーンで一気に絶頂をむかえてしまう。
勢いよく飛んだ俺の液体は杏子先生の顔に直射する。
先生は驚いた顔から一気にエロい目になる。
「じょうくんのあったか〜い、いっぱい飛んだね」
先生は指で俺のをすくいあげてそれをなめる。
満足気な表情を浮かべる先生。
「え、あ、い、いや、その」
おれはどうしたらいいのかわからない。
「まだたってるよ?じょうくん」
先生が指で俺の先っぽをいじり始める。
ビクンビクン、おれは身体がはねる。
「綺麗にしてあげるね」
そういうと先生は前屈みになり俺のを舐めようと口を開けた。
「あ、先生!ごめん」
おれはどうしたらいいかわからなくなりその場からにげだした。
………………………………
あとがき
果たしてじょうはこのVSJで女の子たちから逃げ切れるのか。
ここまでお読みの方でまだ☆レビューされていない方はよろしくお願いします。
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