第379話 ミッドポイントー創作論

 近況ノートなどでも書いてますが、『魔女と聖女はすれ違う』の第3章をやっと完結させられました。


 https://kakuyomu.jp/works/16817330658455237705


 外伝である『三つの秘密』で聖女の方に作っておいた宿題を終わらせられたので満足。

 全体としても、この第3章の終わりがミッドポイント、のつもりです。


 実のところ、私は長いこと小説の構成的なものを意識せずに書いていたのですね。

 でも、さすがにずっと自己流というのも……と思ってちょっとお勉強したので、その実践です。

 とはいえ三幕構成でちゃんと組み上げているわけではないので、結局自己流なんですけどね。


 2つの意味での大きな転換点として設定していて、


 一つ目は初期はキミリアからのアタックに対して受け身だったクーシンが、自分の思いを自覚させられたこと。同時にキミリアからはあくまで『友情』としてのアプローチしか受けていない事に気づき、それに不満を感じています。

 ここからは、クーシン側からも攻めを考えていく流れに。


 二つ目は、「"神に愛されし者"という短命の病を不本意ながらも受け入れ、その中で何とか自分の生きた爪痕を残そうとしていた」スタンスから「寿命を延ばす手段が手の届く範囲にありうると知ってしまい、それを目指す」スタンスへの変化


 物語の中間に大きな変化点を置いた、というだけになってしまうかもしれませんが、やりながら学んでいきたいなと思っています。


 第4章の投稿を開始する時には、この辺を意識してキャッチコピーや紹介文も書き換えないと……

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