第341話 予測とのズレーストーリー
米国大統領選が面白いことになっていますね。個人的には結構注目しています。
というのも、実は今回の選挙と絡んだ話を書いたことがあるのです。カクヨムにはまだ出していませんが。
トランプ氏をモデルとした人物が2020年以降は急速に支持を失い、2024年の大統領選には出れず。2024年はバイデン氏をモデルとした人物も高齢を理由に出馬せず、副大統領ハリス氏をモデルとした人物が民主党代表として出馬して勝利して初の女性大統領に。
という背景設定。書いた当時はそこそこあり得る未来予想図の一つとして真面目に語られていたのです。
でもフタを開けてみると、トランプ氏は共和党内の多数派を維持して大統領候補に。バイデン氏も引退するつもりはなく、2020年と同じ組み合わせで大統領選を迎える形になりそうです。ハリス氏は副大統領として大して業績を残せておらず、バイデン氏が急に撤退決断しても候補になるのは難しそうだとか。
拙作の方は色々問題を抱えた作品ではあるので、どのみち結構改稿しないと出せないなとは思っていたのですけど、これだけ現実とズレるとどうしようかなと迷うところ。
まあ、吸血鬼が核兵器よりヤバい生体兵器として各国で秘密裏に飼われている世界という設定で、現代風とはいえ異世界。なので、別に現実に沿わせる必要は全くないのですけれど。
ラスボスが、トランプ氏をモデルとした人物の暗殺阻止に失敗したボディガードの吸血鬼という設定なので、単純にカットするわけにはいかないのです。
……逆か。続編としてトランプ氏をモデルとした人物が復活して大暴れする話を書けばいいんだ!(酷)
まぁ、本当に書くかどうかはさておき、今や過去となってしまったSFってのはそこそこある訳です。2001年に有人木星探査できなかったこととか。
未来予測が甘いと言われればその通りですが、そんな後知恵批判は生産性に欠けます。批判を避けるために時期を指定しないものばかりになってもまた味気ないですし。
気にせず書いて、ズレたらズレたで開き直ってそれをネタにしてしまうぐらいで良いのでは無いかな、と思ってみたり。
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