第329話 キメラちゃん―モンスター
今年の2月は3連休が2回もあって素敵ですね。
と言いたいところですが、私の会社は諸事情で前回の3連休は無しで23~26日までは4連休なのです。
3連休2回と土日休み+4連休のどっちが嬉しいかと言われると、中々微妙なところ。
でも、世間の平日にお休みなので、比較的空いてる状態で外出できるのはありがたい所です。
家族で動物園に行こうと計画していたのですが、天候が悪そうなのでどうしたものか……
動物園狙いなのは、娘が絵本などの動物に興味を示しているから。
特にライオンがお気に入りです。
ファンタジーでライオンというと、ライオンそのものが敵になるよりは合成獣のパーツになっている事が多いですね。
合成獣の代表であるキメラは肩のあたりまでがライオンで、そこから下はヤギ。ついでに背中にヤギの頭が生えていて、尻尾がヘビ。
父はゼウスに勝ったこともある巨人テュポーン、母は上半身が美女で下半身がヘビのエキドナ。
兄弟にケルベロスやらヒュドラ、スキュラなどがいる、結構由緒正しい血統の女の子です。
……女の子です。頭のライオン、めっちゃタテガミ生えてますけど。
古代エトルリア時代に作られたキメラの像でもバッチリ生えてるからなぁ。
あんまり気にせず設定作っちゃったんでしょうか。タテガミが無いとライオンってわかりづらいですしね。
と思って調べていたら、古代エジプトの合成獣アメミットもタテガミが書かれるけど女の子だそうで。
なお、アメミットは頭は鰐、鬣と上半身が獅子、下半身は河馬……なんでタテガミ残したのか。
いずれにせよ、複数例があるということは意外とそういうキャラでもいいのかなと考えてみたり。
タテガミがあるので男の子だと思われることが悩みのキメラちゃん。
あるいは、合成獣らしく上半身と下半身で性別が違うのかもしれませんが……
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