第317話 劣化ウランより硬く、ジャガイモのようにマズくーガジェット
バレンタインが近づいて、色々なチョコレートが売られてますね。
単純にチョコ好きとしてもうれしい季節です。
そういえば、昔ココナッツオイルでチョコレートを作るのにちょっとハマったなぁと思い出しました。
味はそれなりですが、作るのがお手軽なんですよ。
ココナッツオイルは融点が25℃程度なのですね。
日本の冬の気温だと自然に固まるので、湯せんか何かして溶かしたココナッツオイルにココアの粉を混ぜ、自然放冷するとチョコっぽいものになるんです。
低温で解けるので、口どけもよい感じ。ただし、暖房は敵。市販には向かないです。
お土産としてもらったココナッツオイルで作ってハマったのです。
日本だとココナッツオイルが高いのであまり作らなかったのですけど、タイ行きが決まり。
タイだとココナッツオイルも安いよね……と思ってたらタイはそもそも気温が高いので室温放置できませんでした(笑)
逆に、溶けにくい油脂を使えばもっと高温でも溶けないチョコレートは理論上作れるわけです。
湾岸戦争の時には米軍がハーシーに60℃でも溶けないチョコレートを作らせたそうで……胃の中でも溶けないものを食べて大丈夫なのかな?
最終的には不採用になったけど、余ったのを市販したという情報もあるのでお腹壊しはしないと思いますが。
第二次大戦頃の米軍用のチョコレートなんかは『味は、「茹でたジャガイモよりややマシな程度」であること』などという何とも言い難い要求項目があったそうで。
曰く、『普通にうまいと、普段のおやつに食べられちゃって、緊急時に残ってない』
なお、戦中に改良しているので、戦後にギブミーチョコレートしてたのはこれよりマシになったもの。でも、米国兵からの味の評判はイマイチ。
「劣化ウランより硬いから、戦車に集まってくる群衆を誘導するのに有効だったぜ! HAHAHA」
みたいなコメントが書かれてたりします。
劣化ウランより硬く、ジャガイモのようにマズく
……元ネタはコーヒーの形容ですが、もうちょっとうまくひねったら短編ネタに出来そうです。
チョコレートで戦車でも作るか?
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