第288話 ファンタジー引っ越し屋―ストーリー

 某物件情報サイトのCMで見たのですが、人生での平均引っ越し回数って4回らしいです。

 え、そうなん?と確認してみると、2016年の国の調査で3.04回。これはまだまだ生きてる最中の国民のデータですから、寿命の補正をすると4~5回ぐらいになるようで。


 で、私はというと……12回か。既に平均の3倍に達してますね。

 とはいえちょっと調べると葛飾北斎が93回、ベートーベンが79回の引っ越しを経験されたそうで。

 なお、北斎が90歳まで生きたのにベートーベンは56歳で亡くなっているので、頻度的にはベートーベンの勝利です。


 なお、北斎もベートーベンも「片付けが苦手だから、家が散らかってきたら引っ越ししていた」なんて話もあったりします。……お手伝いさんとか雇ったら?

 もっとも、北斎の方は1日3回引っ越したなんて伝説もあるのでやはり気分の問題が大きいような。


 ギネス級には及ばないとしても、私も平均よりは引っ越し回数が多いのだと考えると、これをネタにするのはありかもしれません。

 ファンタジーな引っ越し屋だと、ドラゴンが家を丸ごとひっつかんで移動するとかでも行けるか?とか。

 あまり便利にすると、「もうそのまま移動し続けちゃえよ」となって作品カラーが変わっちゃいますが。


 あるいは、異世界引っ越し屋とか? 異世界に引っ越すためのトラックにひかれると、やっぱり異世界に行っちゃいそうな……って最近書いたのとちょっとネタかぶりですね。

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