第287話 2番を選べ!―ストーリー
この土日は大学共通テストですね。
受験生の方がこのエッセイを読んでいるとは思いませんが、頑張ってください。
特に、被災地の受験生の方々が十分実力を出し切れるよう祈っております。
最近色々変更があって共通テストになりましたけど、私の時代はセンター試験でした。
その前は共通一次だったんですよね。
笹本祐一氏の『ARIEL』という古いラノベがあって、主人公の一人が受験生。
最初の方の巻では「共通一次が~~」って言ってるのに、後の方の巻ではセンター試験を受けることになっていて時代の流れを感じたものです。
私自身のセンター試験の思い出は……
国語の先生が、センター直前の頃に皆を講堂に集めて、
「センターで答えが分からなかったら2番をマークしとけ」
という持論を、過去問分析データを元に熱弁していたぐらいですね。
先生の教えは試験本番では使いませんでしたが、せっかく思いついたので創作に使えるかなと思考。
確かに、四択問題をつくる時に最初や最後に正解の選択肢ってあまり置きたくならないのですよね。
特に、一個目はない。書く以上、出来れば最後の選択肢まで読んで欲しい。
かといって、最後は最後で笑えるオチにしたいから、正解自体は置かない。
あるいは、もったいぶりすぎるのもちょっとという遠慮がある。
つまり正解は二個目か三個目かになってくると。
ネット検索すると3番推しの記事も見つかるので、当たらずとも遠からずなのではないかなと思います。
まるで分からない四択問題を、そういう出題者心理を読むことで乗り切るというシーンとかもありかなと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます