第236話 機械様が優先ですーストーリー

 今日は勤労感謝の日ですね。

 私は祝日ですがお仕事です。

 技術者ではありますが、勤務場所は工場。

 工場の機械は連続稼働する方が効率が良いので、今日のように木曜日の祝日というのは非常によろしくない。

 結果、「祝日だけど出勤してね。その分、お盆とか年末に休める形にするから」となるわけです。

  機械の都合>(超えられない壁)>人間

 いやまあ、本当に休みたきゃ有給使えばいいんですけどね。


 機械の都合を優先されたことは過去にもあります。

 大学院時代の研究室は計算機化学だったのですが、配属された時の最初のお話で「この研究室では、冬に暖房はつけません」と断言されました。

 計算し続けるコンピュータ様を冷やす方が大切だから仕方ない。

 ここだけ聞くとブラックですが、実際にはコンピュータからの発熱で十分暖かく、特に困ることは無かったので問題なし。


 創作で『機械の都合に人間が合わせないといけない』というとかなりディストピアSFめいた感じがしますね。

 あまりブラックにするよりも、大学院時代のような「実は機械の恩恵が十分あるので人間の方も本気で困ってはいない」というちょっとほっこり気味にまとめた短編にしたい気分。

 まあ、さっさと書きかけの作品を書く方が優先なのですが。

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