第190話 ブラウニーキャップー世界設定

 妻がブラウニーを焼きたいというので調べていたら、ケーキでなくて妖精の方もいくつか検索に引っかかってきました。

 英語だと綴りも同じなんですよね。

 英語圏の百科事典でもケーキと妖精のどっちを先に書くかが分かれているようで……先達は妖精の方のはずですが、立場が危うい(笑)


 妖精の方のを読んでみると、まず思ったのは意外と大きい(1mぐらい)こと。妖精=手のひらサイズのイメージはティンカーベルのせいでしょうか?

 六道神士の『Holy Brownie』の影響もあるかも。ブラックユーモアがきつめで好きなんですよ。


 それはさておき、ブラウニーは基本的にはお手伝い妖精、だけどやることが無いといたずらをしたり、扱いが悪いと怒って悪い妖精ボガードになったり。別の妖精がブラウニーの代わりに手伝いをしていたという話もあるようで。


 そうなってくると、実はブラウニーという種族はいないという設定でもいけるのかな、なんて考えてみたり。

 ブラウニーという名前自体は服や帽子が茶色な所からきているようなのですが、別の伝承で危険なレッドキャップや炭鉱の手伝いをするブルーキャップがいます。

 この辺りをひとまとめにしてしまって、人間の手伝いをして報酬が欲しい時は茶色のブラウニーキャップをかぶる、人間に危害を加える時はレッドキャップをかぶる、なんて妖精にするわけですね。

 仕組みを理解した人間が、レッドキャップになんとかして茶色い帽子を被せるような話が書けるかもです。

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