第186話 聖ヨゼフの螺旋階段ーガジェット
アメリカのある修道院にある階段。2階にある礼拝堂と1階をつないでいます。
らせん階段なのですが、ちょっと不思議。普通のらせん階段はしっかりした支柱を立ててその周りを回るように作るんですが、この階段には支柱が無いのです。
伝説では、2階に礼拝堂を作ったのに、階段つけるスペースがない事に気づいたのが完成直前……設計ミスですね。
修道女たちも対応に困り、神様にお祈りしていたところ、おじいさん登場。
「自分に階段を作らせてくれ」
というので任せたところ、半年かけてこのらせん階段を作りあげたそうです。
しかも、修道女の誰もおじいさんが作業中の姿を見ていなかったり、完成後にお金も受け取らずに姿を消したりと不思議な事があったので、あのおじいさんはイエス・キリストの養父である聖ヨゼフに違いない、と言われるようになったとか。
まあ、実際には作った人も概ね特定されているようなのですが、中々面白いお話かなと思います。
こういう、ちょっと不思議な建造物というのはファンタジックな感じ。
『橋の上の国』の超建築技術集団の作例の一つとして使えそうです。
『第107話 橋の上の国ー世界設定』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655235177535/episodes/16817330660379169419
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます