第107話 橋の上の国ー世界設定

 娘のために歌の絵本をいくつか買っています。複数買うと歌が被っている事も多いのです。やっぱりメジャーな曲ってのはあるよねと。


 そんなメジャー童謡の一つ『ロンドン橋が落ちた』で有名なロンドン橋。

 今は無いですが、中世の頃は橋の上に住宅があり、商店や礼拝堂まで建てられていた時代もあったとか。

 欧州だと他にも橋の上に家があったことはしばしばあるようで。

 橋の上に土地税がかからなかったのが理由、なんて話もあります。厳密にはと血じゃないからね。


 それの発展として、橋の上の街というか国でもいいかも、と考えつきました。

 両岸がそれぞれ別の国で、

「この川が国境! 東岸がA国、西岸がB国!」

「つまり、川の上はどっちの国でもないんだよな」

 ということで家を建てて住み着いた連中が国になったわけですね。

 日本人感覚だと川の幅ってのが大したことないのですが、大陸の大河ってのは凄い幅になりますからね。

 例えばアマゾン川だと10㎞弱ぐらいの幅の場所もあるとか。

 ……そんなところに橋をかける方が大変?

 逆にその橋をかけて補修も出来る超建築技術集団ということにしてしまいましょう。

 交易と漁業に加えて、建築請負が主要産業。何かの折に舞台にできそうです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る