第180話 ドラゴンゴーレムーモンスター

 ゴーレム関係を調べていた時にふと引っかかったのがモックルカールヴィ。別名ミストカーフ。

 北欧神話に登場する泥人形……ただし、身長60㎞ぐらいの。しかも、わきの下が20㎞ぐらい……って脇から上が長すぎじゃね?

 巨人族が雷神トールと戦うことになった時に作ったので、こういうサイズになったのでしょう。

 しかし、すごいサイズの割には活躍は全くと言っていいほど無いのです。雌馬の心臓を使ったのでトールにビビりまくり、トールの従者である普通の人間に倒されるという顛末。……モックルカールヴィが弱いのか、倒す従者が強いのか。


 しかし、雌馬の心臓だから弱気だったと書かれているので、心臓の素材を変えれば、もっとまともに戦えた可能性はある訳です。

 北欧にいそうで強そうな獣だと……熊とか狼?

 しかし、雌馬の心臓も身長60kmの超巨大人形を動かせていると考えると捨てたものではないなと。

 いずれにせよ、動物から取った素材を使って、その動物の性質が反映されるゴーレムというのは面白そうな気がします。

 ドラゴンを狩ってドラゴンゴーレムを作るしかない⁉︎

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