第178話 写本業者ーキャラクター
私は本が大好きですし、妻も本を与える事には大賛成なので、いろんな絵本を娘のために買っています。
娘もまだ文字を読むことは出来ませんが、ページめくるという作業と、めくると新たな絵が出てくることを楽しんでいる様子。
ただ、まだ力加減も出来ないし、手にしているものはしばしば口に入れてしまうので、結構なページが破れ食われと……本好きとしては中々心が痛む状況です。
赤ちゃんに与える絵本はボードブックと呼ばれる、中のページも全部厚紙のが良いですよ。それでも完全無事とはいかないけどね!
そんな本をかじる娘の姿を写真にとって家族に送ったら、母と姉から「やってること一緒。親子だね」とコメント。
私は赤ん坊のころ、新聞を食べるのが好きだったとか。小学生の頃に「だからアンタは漢字が得意になったのよ」と言われた覚えがあります。暗記パンじゃあるまいに。
活版印刷が実用化され、本が手に入りやすくなったのは中世末期。本が増えた事が時代を変える一つのきっかけだったフシもあります。
そうなると中世ヨーロッパ風のファンタジーだと基本的に印刷技術は無いはず。という事で写本を仕事にしているキャラも書いたことがあります。
お金持ちに依頼されて、別のお金持ちが所蔵している本を書き写して納品する仕事ですね。
その話では、書き写していた本が危ない魔導書だったので危機に陥るというクトゥルフチックな役割でした。
逆に、内容を理解されるとマズイような魔導書を書き写させるための奴隷とかもアリかなと。文字は書けるけど、意味は理解できない程度に絞った教育を施されているとか、文字ではなく絵として認識させるとか。
もちろん、理解していないはずが、何冊も書き写すうちにいつのまにか知恵がついていて、とするための設定ですね。
知らぬ間に破滅の引き金を引いてしまうのか、反逆の大魔導士に成り上がるのか……色々やらせることが出来そうです。
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