第177話 自称霊感ゼロの最強除霊者ーキャラクター

 妻は結構霊とか気にするたちで、時々「寝室でおじいさんの臭いがしたから、おじいさんの霊がいるんじゃないかな」などと言い出します。

 まあ、祖母の霊に助けられたことがあるとのことなので、そういうのを信じるようになるのもむべなるかな。

 私自身はまるで霊感はありません。子供の頃、寝室でお化けを見たと思ったことはあるのですが、翌朝見るとそこにはカーテンが揺れていました。


 創作だと普通に霊もいるし、その霊と戦える除霊者も出てきます。

 最強の除霊者ってどんなかなと考えた時、『何らかの感覚器に捉えた瞬間、どんな霊でも自動的に除霊する』のはどうだろうと。

 基本的には「視る」ことになるので、視界に入った瞬間に霊が除霊されて消えてしまう。

 すると、本人は霊を見たことがないので、「自分には霊感がない」と思うんじゃないかなとか考えてみたり。

 除霊士の一族に生まれて、家族や周りの人は霊がどうこうとか言ってるけど、自分は見たこともないし迷惑かけられたこともないしでちょっと疎外感を感じているような子のイメージ。


 ……ただ、長谷敏司の『円環少女』というラノベがちょっと近い所にあるんですよね。なんと、基本的に全ての地球人に魔法を観測するとその魔法が消えてしまうという能力があるという大胆な設定。

 これに比べると、消去者が1人しかいないというのは割と地味な設定なのかも、と悩んでしまったりします。

 比べるもんじゃないんですけどね。

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