第174話 ギルドのお仕事ーストーリー

 昨日は、ギルドの会合に出席していました。

 〇〇工業会とかって同業者の集まりですから、現代のギルドですよね。

 今回は、主に法規制に対するロビー活動に関する講演会。

 ロビー活動というとあまり良い印象はないのですが、法律を作る方は実情を知らずに規制を作ってしまうことも多いので、法律を作る段階から意見を言っておかないと実情に合わない法律が作られてしまうこともあるわけで。


 異世界ファンタジーでギルドといえば圧倒的に冒険者ギルドが出番が多いです。

 リアル志向の方からは「冒険者ギルドなんて、ヤバい武力の持ち主が多数集まっているから、各国から敵視されまくりでしょ」なんてツッコミが入ったりします。

 それはそれで納得していたのですが、今回の講演を聞いて、逆に「ヤバい武力の持ち主が国などから敵視され、個人の力だと社会的に潰されるからこそ、ギルドを作って社会的影響力を確保するんだろうな」という思考も出てきました。

 まあ、ある種のいたちごっこではあるのですが。


 なんでこんなことを考えてるかというと、次に書く予定のお話の主人公が冒険者ギルドの人だから。

 冒険者ギルドが何のためにあるかという設定って、割とふわっとしてるか、主人公に反逆させるためにも利権や汚職の温床になってるかの事が多いという勝手な印象があるわけです。

 そういうのではなく、真っ白な正義ではなくとも、社会的に意義のある活動をしてる設定にしておきたいなと思っていたところだったのです。


 ……まあ、かなり地味な動きになるので、本当に作中に盛り込むかは分かりませんが。

 そして、仕事しに行って創作のネタを拾ってる私はもっと真面目に仕事しろと(笑)

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