第162話 呪文のカケラー魔法
いくつか動画を見て、軽装アクロバット戦士のイメージ固めをしていました。
『第158話 軽装アクロバット戦士』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655235177535/episodes/16817330663195338919
すぐに使うつもりはないので、一種の現実逃避なんですけどね(をい)
そして勉強していて思ったことは、十全にアクロバットするためには両手は武器を持つのではなく移動補助に使いたいってこと。
森での戦闘中に、枝をつかんでササっと木に登って上から急襲とか。
しかし武器を持たないと、ダメージを与える手段が不足するわけですね。素手格闘でも良いのだけれど、物理的なパンチやキックはちゃんとした体勢で打たないと威力が出ませんし。
と考えたとき、素手で触れさえすればそれなりのダメージを与える手段を持っていると相性が良いなと考えて思い当たったのがD&D系列に存在する接触呪文。
ゲーム的には物理攻撃の命中判定に成功しないと効果が無いというペナルティの代わりに、同じレベルの魔法と比べて高い効果があるタイプの魔法です。
もちろん魔法使いは普通は物理攻撃が苦手なので、専業魔法使いだと当てられなくて使いにくい魔法。しかし、魔法戦士なら命中率は確保できるし、火力も確保できて高相性。
もちろんゲームのそのままは使いたくないし、「レベルの割には高火力」というのはレベル制のない世界では使いにくいので、「呪文が短縮できる」効果に変更。
例えば通常は「炎よ 矢となりて かの敵を撃て」というような呪文で魔法を使う世界としておき、「炎よ」の時点で魔法の炎自体は出ているので、それを炎を無理やりつかんで敵にたたきつけるイメージ。
初期は本当に戦闘中に呪文詠唱が間に合わなかった魔法使いが、自分の手も火傷を負うのもかまわず行う非常手段。
やがて、杖や剣などで物理攻撃ついでに押し付ける方向に発達し、魔法戦士が現れます。
そのバリエーションとして、物理攻撃のダメージを期待せずに魔法だけでダメージを稼ぐタイプが出現。とにかく触れられればいいのでアクロバットな体術と組み合わせて相手を翻弄する戦法を確立した。
……という設定なら軽装かつ結構火力がある言い訳が立つかなぁと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます