第158話 軽装アクロバット戦士ーキャラ

 自転車でもヘルメット着用が義務になったのが今年の4月。一時はAmazonなどのECサイトでも実店舗でも売り切れが続出して入荷一ヶ月待ち、なんて状況でした。

 今ではすっかり落ち着いて……ほとんど誰も被ってないですね。

 うちの会社には結構な数の自転車通勤者が居るのですが、私と私の上司の2人以外はノーヘル。

 通勤途中に多くの自転車通勤・通学者ともすれ違いますが、着用率は体感で1%以下です。

 気持ちは分かるんですけどね。めんどくさいし、暑いし、無くしたり盗まれたりしそうだし。


 創作世界でも、ヘルメットや兜はしばしば被らないキャラが目立ちます。

 特に、映像作品だと顔を隠したくないという画面映えの問題があるので顕著。

 しかし、誰もが理屈では分かっているように、頭部の防具は生存率を大きく左右します。

 歴史的に見れば、槍と盾と兜だけで戦争に行った兵士も少なくなかったわけで、胴体の鎧より兜の方が優先度が高いぐらいなのです。

 鎧に関しては動き易さの問題もあるから、むしろ裸で戦う部族なんてのもしばしば居たようですし。

 流石に全裸戦闘部族は出しにくいですが、下着じみた軽装かつ、軽装でなければ到底できないアクロバチックな動きを多用する戦士は出てきても良いかなと思いますね。

 フランス五輪で競技に採用されるというパルクールの動きを取り入れたいのですが、まだ研究不足です。

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