第125話 塔の上の偽姫様ーキャラクター

 嫁入りコンに対抗して、嫁入りしない人シリーズです。別に対抗したいのでは無いですが、思い出したのでせっかくだから、という動機ですが。


 前王の一人娘であり、もうすぐ王位につく、というタイミングで大臣が知らない女性を連れてくる。曰く、こちらが真の姫であり、お前は王家を騙した偽姫だ、と。

 他の家来も大臣派につき、塔に幽閉されたお姫様。

 告発は嘘で彼女こそが本物の姫なのだけど、実は彼女はガチの内政マニアだったのです。

 元々「女王になったら婿取りさせられるだろうけど、婿とその実家からの干渉とかで面倒なだけなのよね……」と枯れた思考の持ち主だった彼女。

 あえて塔に幽閉されたまま、面会に来た傀儡の女王を勧誘。

 大臣から彼女の支配権を奪い取って、黒幕化。

 表向きの仕事は傀儡女王にやらせ、自分は裏から指示をするという形に。

 と言ってもワーカーホリックなので贅沢するのではなく、サンドイッチをぱくつきながら機密書類のチェックするのに幸せ感じちゃうわけですが。


 元々は、助けにきた騎士に「助けてもらう必要はないんだけど」と言っちゃう残念なお姫様というアイデアから出てきています。

 多分、その後に「実働してくれる仲間は欲しかったのだけど、騎士としての名誉はあげられないわ」と続きますね。

 果たして、騎士の返答やいかに。

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