第98話 五色の短冊の探索ーストーリー
7月7日は七夕ですね。
地域によっては旧暦でやるので8月だったりしますが。
七夕と言えば願い事。私個人の願い事としては家族の健康です、と言いたいのですが、もとはと言えば七夕の願い事とは技芸上達の願掛け。
そりゃね、牧畜家と機織り職人のカップルに健康を願っても、向こうもちょっと困るでしょう。
つまり、私のようなアマ物書きは小説の技術向上を願っておくのが妥当ということ。
なお、願い事を書く短冊は、♪笹の葉さらさら ではじまる七夕の歌で「五色の短冊」と歌われています。その五色は五行と対応していて、以下の通り。
青:木行
白:金行
赤:火行
黒:水行
黄:土行
木行が青になってるのは、古代での『青』には緑も含まれていたから。
今でも、茂った植物を「青々とした」と形容するあたりに名残がありますね。
金行は金属の銀色を白で表したと考えれば分かる。
赤の火行はイメージ通り。
水行が黒というのが一番現代日本人的には違和感な気がします。
なお、黒の短冊だと文字が書きにくそうですが、紫で良いらしいので安心ですね。
土行が黄色になるのは、まあ黄砂の国と思えは自然か。
五行は方位や聖獣とも対応しているので、各聖獣と会って短冊をもらって願い事をかなえるというストーリーも……なんかドラゴンボールっぽいな。
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