第95話 洗剤魔法、熱湯魔法ー魔法

 あの黒い昆虫が苦手です。

 いやまぁ、「アレが大好きっ!」って人は少数派ですけどね(いないわけではない)

 妻には「害はないでしょ」と笑われたりしますが、

 ・学生時代、靴の中に入っていたことに気づかず……

 ・同じく学生時代、友人が深夜に病院に担ぎ込まれ……

 と二つもトラウマ話を抱えているので、うむ。

 トラウマ話の詳細は、今回はパス。グロ注意のタグつけなきゃいけなくなっちゃう


 さて、アレの倒し方として、殺虫剤以外としては洗剤とか熱湯とか。

 異世界ファンタジー的には殺虫剤魔法はちょっとニッチな気がします。

 まあ、巨大昆虫が闊歩する世界なら逆に必須?


 洗剤魔法は意外とあるかもしれません。衣類の清潔度維持は病気発生とかにも関わるので、アレ対応を除いても解決しておきたいところ。

 そのために洗剤を出す魔法にはある程度の需要があるだろうと。

 最近は使えないスキルを使いこなす系も人気ですから、そちらのネタとして使えそうです。


 熱湯魔法は中々レアな気がします。水属性と火属性の混合になるせいかな。

 D&D系列で間欠泉を作る魔法とかありますが。

 ただ、科学的に見ると水って比熱が大きいので、同じ温度でも熱量が多い=ダメージが大きいのです。

 お菓子作りとかで170℃に予熱したオーブンに手を突っ込んで生地をいれても、せいぜいちょっと熱いぐらい。でも、70℃のお湯だと1秒でも火傷します。

 対人で考えると皆大抵服を着てますから、一瞬高温の気体に晒される火属性魔法より、服にしみた熱湯が継続ダメージを与える熱湯魔法の方が嫌らしい、かも。

 あんまりストレートな格好良さは無いですけどね。

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