　包丁が切れなくなりました。

　ある程度固いものならまだ切れるのですけど、ナスの皮が絶妙な柔らかさを持つおかげで全くダメ。

　簡易のシャープナーに頼りすぎたせいで刃全体にキズが入ってて、そりゃ切れんわなって状態です。

　ちゃんとした砥石で研ぎ直すか、包丁自体買い直すか。

　創作において武器の手入れをちゃんとやるようなシーンって少ないですよね。

　砥石の存在自体は某ハンティングアクションゲームのおかげで思い出してもらえた感がありますが。

　さらに特殊な砥石となると存在感はまるで薄く。知ってる範囲だと『Landreaall』という漫画で、商人キャラが主人公の母への贈り物にしてたのぐらい。二児の母だというのに少女のように目をきらめかせて「あなた、研いできていい？」って聞いちゃう将軍夫人可愛い。元傭兵で、今もドレスの下に剣を仕込むのを怠らない人だから仕方ないね。

　それはさておき、研ぐことで一時的に特殊な能力を付けられる砥石があってもいいかなと。氷雪の精霊の住まう永久凍土から切り出した砥石で剣を研ぐと、しばらくの間は斬りつけたものを凍らせる力を持つ、という感じ。

　武器を取り変えさせずにパワーアップするのに使えそうです。