第59話 世界の果てー世界設定
🎵ナンのために生まれて
ライスと共に生きるのか
パンになれぬまま終わる
そんなのはいやだ
🎵忘れないで、ニンジン
こぼさないで、タマネギ
崩れぬよう煮込めよ、ジャガイモを
あえて文字列で書かなくても、カレーを歌っていると分かるのが素晴らしいですね。
なお、「インド料理ってカレーばっかりでしょ」という人や逆に「インドにカレーという料理は無い」という人もいますが、行った身としてはどっちも半分正しいです。
具体的に言うと、香辛料を使って煮込んだ料理がたくさんの種類あるのですが、外国人目線で言うと、全部カレーに分類されるという状態。
我が身を省みると、日本料理も「大体醤油味だろ」と思われてんじゃないかなという恐れがあったり。
そんなインドですが、2回ほど行った事があります。1回はお仕事で、2回目は遊び。
ちなみに、インドにお仕事で行くのはビザ関連が結構面倒だったり。タイのインド大使館にビザ取得に行った記憶があります。
遊びの方ですが、行ったのはデリーとかのメジャーどころではなく、カンニャークマリというところ。
どういう所かって?
インドを世界地図で見ると逆三角形でしょう。その先端です。
コロナ前に行ったのですが、中国人観光客すらいないという超ローカル感あふれる場所でした。
東アジア人の容姿だけで珍しがられ、小学校1クラス全員から英語で自己紹介と握手を求められたり、女子高生と一緒に写真撮ろうと言われたり。中々面白い体験でした。
厳密にはユーラシア大陸の最南端でしかないのですが、これはこれで一つの世界の果てだなぁと思った次第。
ユーラシア大陸の最西端のスペインも、かつては国旗に世界の果てだと書いていたそうです。新大陸発見後はより彼方へと書き換えてますが。
現実の地球は丸いので、真の意味の果てはないのですが、創作だと世界が平面で果てがあることもありますね。
場所として存在するなら主人公らの目的地になる事もありそうですが……うーん、あまり思いつかない。特性上、一点では無いというのが若干ロマンを損なっているように思えます。
どんな場所にするのが面白いかなぁ。
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