第48話 遠来の友-キャラ

 友有り遠方より来たる。また楽しからずや。


 遠くから訪ねてきてくれた友達と遊ぶのは楽しいよね、という事である。

 まぁ孔子の言葉の場合、友は単純な友達じゃなくて学問を志す仲間なのですが。


 私の場合は友は同じ会社の方であり、遠方とはベトナムでした。要はベトナム子会社の方が研修で来てたから、ちょいとお話したという話。去年ベトナム出張した時にお世話になったのです。


 横道にそれますが、ベトナムのお寺は東南アジアには珍しく日本のお寺に近い感じです。

 東南アジアはメインが上座部仏教なので、お寺も白と金でキンキラキンな事が多いのです。

 ベトナムは一度上座部仏教が途絶えた後に中国から大乗仏教が入ったので、中国経由で仏教が入った日本と系統が近いんですね。

 ベトナムのお寺で「あー、お寺ってこういうもんだよね」と妙に癒された事を覚えています。

 日本にもキンキラキンの有名寺はありますが……まぁ、それはそれだよ(笑)


 話を戻すと、友を訪ね歩くキャラというのもいいよねと。

 戦友との協力で魔王を倒した中心人物で、平和になったあとに各地に住む友を訪ね歩く旅をし続けてる、というキャラを考えた事があります。

 実は戦友との協力を上層部に警戒され、冷遇されての扱いなのですが、本人としては公費で気ままに旅していられるのを喜んでいるという設定。

 物語のメインにはならないですが、どこにいてもおかしくない便利なサブキャラですね。

 物語の序盤に使って物事を動かし始めるのもいいですが、彼の場合は特殊な経験があるので、中盤で主人公に助言を与える役でしょうか。

 ……どの物語に出すかが全然決まってないんですけどね。

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