第40話 雨中の館-ストーリー
道に迷いました。
……いや、迷ってはいないのか。迷ったように思いました。
月曜日、GW明けで久々の出勤だというのと結構雨が強かったのが重なり、いつも曲がる角で曲がり損ねたのです。
自転車なのですぐ戻れるのですが、そこは雨の中。まぁ通ったことない道とはいえ何処に繋がってるかは承知してるし、とそのまま強行したのです。
すると、見えてきたのは妙に曲線を多用した不思議な建物。しかも結構大きい。テーマパークか美術館か、というような出で立ちです。
そんなオシャレな建物を建てるような場所じゃないので、何処かに迷い込んだのだろうか、と訝しみながらも自転車を走らせると、予想通りにいつも使う交差点に着きました。
よって、迷った訳ではないのですが、迷った気分にはなった訳です。雨で視界も悪かったですしね。
さて、創作的には雨とか霧とかで視界が悪い中で妙な建物を見つけると……嫌な予感しかしませんね。
見かけた建物が不思議な形をしていた事を踏まえると、クトゥルフ系の匂いがします。タイトルの雨中には宇宙がかかっているのかもしれません。
……クトゥルフ系+ファンタジーは一度書いてるんですよね。混ぜてみるか。
なお、不思議な建物はさる大企業の社宅でした。オシャレだけど、住むにはどうなんだろうなー
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