第39話 AI権利-世界設定

🎵HALよ、遠きHALよ。2001年過ぎたのに。

 AIを超えし君の、開発はまだ遠い


 春イベント向けに考えてた替え歌ですが、結局このネタは書かなかったのでこちらに。

 でも、最近のChatGPTとかを見てると、進歩はしてるなと思いますね。

 余談ですが、うちの社長がChatGPTにうちの会社について聞いたところ、「データが足りないので回答できません」と言われたそうで。そりゃ企業相手の商売しかしてない非有名企業ならそんなもんでしょう。

 社長としては就活生にどう思われるかが気になるようなので、ChatGPTに「うちの会社は給料が低い」と吹き込んでおけば、社長が危機感覚えて上げてくれるかしら、なんてアホな事を考えてみたり。


 AIが発達してくると、次に来るのは自我に目覚めたAIが自己の権利を主張し始めること。SFのお約束展開の一つですね。

 まぁ、データの集積で自我まで到達できるのかどうかというハードルもあるのですけど、なんとかなってしまいそうな気もします。

 AIに人権が認められるかは、日本人的には割とありな気がしますね。鉄腕アトムの昔から、人間的ロボットに慣れきってますし。キリスト教系思想からするとちょっとハードルがあるので、そういう人たちがどう反応するか……。

 なんだかんだで、権利が認められるまでにはかなり掛かるように思います。人間内の変わり種の権利すら中々安定しないのが現実ですからね。

 人権が無い=人間扱いされていない事を逆手にとって、

「やだなぁ、ただの無人機ですよ」

(AI操縦、吸血鬼搭乗)

 なんて描写も書いたことがあります。当事者にとってはたまったもんじゃ無いですけど。

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