第37話 幻想大陸アトランティス-世界設定

 ついにGWも最終日。明日から普通にお仕事です。普通だといいなぁ。実は、部屋のスミでガタガタふるえて命乞いをする心の準備はOK?って言われそうなぐらい仕事が積み重なってますが……明日の事は明日の私に任せましょう。


 さて、せっかくの最終日なのでちょっと大きめのネタ。かつて某所にてお題が「アトランティス」のイベントがあったので、それに合わせて作った設定です。まぁ、書き上がらなかったんで参加してないんですけどね。


 かつて、魔女狩りを避けるため、一部の魔法使いがアトランティスを浮上させ、魔法使いと魔女たちの避難所とした。アトランティスは霧に包まれて外界と遮断され、再び伝説で語られるだけになっていた。

 しかし、20世紀初頭にアトランティスは霧の結界を一部開放し、世界に自分たちの存在を発表した。突然の公表の理由は、表向きには周辺を航海する船が増えたので安全対策のためとされている。

 しかし、日本帝国陸軍陰陽局は知っていた。

 アトランティスは存在しない。

 魔女狩り時代の魔法使いらは、沈んでいたアトランティスを浮上させたのではない。アトランティスを信じる心を利用して、幻想のアトランティスに形を与えたのだ。

 存在公表の理由も、海底探索が進み、『アトランティスは存在しない』と結論されるとアトランティスが消えてしまいかねないから。

 これを知った陰陽局はこう考えた。

「この事実をバラしてアトランティスを潰しても、日本には何の利益もない。それより、ノウハウを盗んで日本のための幻想大陸を作ろう」

 若き米国人チャーチワードを洗脳して本を書かせ、彼らは第二の幻想大陸ムーを作る準備を始めた……


 というバックストーリーがあって、アトランティスの魔法学校に通う主人公が交換留学の形で入り込んだ日本のスパイに籠絡されかけるがなんとか機密漏洩を阻止するお話になら予定でした。

 リアルが忙しくて書けずじまいだったのですが、最近思い出した時に『魔法先生ネギま!』の設定に似ている事に気づいてしまったので、このままお蔵入りだと思います。

 考えた時はまだ未読だったんだよなぁ……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る