　2021年の5月5日、二人暮らしの始まりでした。結婚はもっと前なんですが、コロナ禍のせいでビザも中々審査が進まず、新婚早々一年以上別居状態でした。

　2022年の5月5日、一人暮らしの始まりでした。里帰り出産で妻がタイに戻った翌日だったんです。

　2023年の5月5日、とくに何かの始まりでは無かったですが、三人暮らしです。

　とまぁ、そんな感じで歴史の変遷的なのを書きたいなぁという思いはかなり前からあります。ウィザードリィシリーズのリルガミンの影響が強いのですが。

　つまり、ダンジョンとそれに隣接した街があり、その街での出来事を順番に書いていく連作短編ですね。

　最初がダンジョンの近くに街を作ろうとする青年の話、その街はダンジョンからの産物で栄え、周囲の街を飲み込んで国となるが、やがてダンジョンからの脅威によって滅び、最終話は最初の話の青年の子孫が街を再興させようとしているところで終わるという感じ。

　元々普段使いにしている異世界ファンタジーの世界観で書けるので、短編を書く時に最終的にはこのクロニクルに組み込まれる作品も幾つか書いていたのですが……データ消えちったからなぁ、というところ。

　そして、『ダンジョン飯』のダンジョンの成長にも近いなぁと気付いてしまったのも悩みどころ……

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい