第25話 スタッフが美味しくいただきました-タイトル

「ウェンズデイ、食べ物で遊びなさい」

 なんとなく頭の中に残っているフレーズである。映画『アダムスファミリー』でお母さんが娘に言ってたセリフ。世の中の倫理に逆らい、不吉なものを喜ぶ一族なのでこれで合っている。真似しないように。

 なお、最近ウェンズデイが大学生になったドラマが作られたそうな。見てないけど。


 いずれにせよ、食べ物を無駄にするのはよろしくない行いだというのは多くの文化で共通する。しかし、よろしくない事はしばしば面白い。

 結果として編み出されたのがタイトルに書いた一言だろう。面白いところは面白く放送しておき、倫理観に優れた人たちの怒りを緩和するために無駄にはなっていないと示す訳だ。

 これに関しては、北道正幸氏の『プーねこ』というマンガで面白いネタがあった。ブタがテレビ局のスタッフの腕章を付けているのである。


 他人のネタをそのままマネするわけにはいかないので何でも食べる魔法の杖を思いついた。英語でも同じ綴りだから安心ですね(?)

 食べ物ネタをやりつつ、裏では何でも食べる魔法の杖に掃除させる。そんな一発ネタ。

 問題は、魔法とかがありつつも映像作品がエンタメとして広く流布する世界にしないといけなくて……あれ、そんな世界を前に書いたなとふと思い出しました。問題が一つ解決したので、書く優先度アップです。

 時々ネタを思い返すと、こういう風にネタが進化していくので良いですね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る