第23話 幽霊なんて四次元の見間違いです-世界設定
四次元を縦横高さ+時間だと勘違いしている人は意外と多い、ように思う。
実際には、四つの独立したパラメータが有れば四次元なので、別に四つ目が時間である必要はないし、なんなら縦横高さも別のものに変えてしまって良いのです。
というか、ドラえもんの四次元ポケットだって、縦横高さ+時間ではない、はず。
縦横高さ+時間のポケットは我々が普段着る服に付いているポケットそのものだし。
ドラえもんの四次元ポケットは、縦横高さとは別の方向に広がりを持っていて、その方向に物を押し込む事で三次元的には何も入っていないように見えるのだろう。
そんな四次元が見えるとしたら、どのように見えるだろうかという事を考えた事があります。
三次元空間的にはすぐ隣にいても、第四次元方向にはズレているなら、実際の距離は遠い。となると、遠くにいる人のようにぼやけて見えるのではないか。すぐそこにいるのにボヤけて見える人影……それって幽霊っぽいな。と思ったところから今回のネタが生まれました。
世界は実は四次元なのだけど、ほとんどの人間には三次元しか認識できない。たまに四次元方向に厚みがある人がいて、そうした人は四次元をぼんやり認識できる。ただし、しっかり見えている訳ではないので、脳が勝手に画像補正してしまい、幽霊を見たと思う。
そんな世界なので、主人公は四次元をはっきり認識できる変わり者。説明しやすくするために、最近四次元認識ができるようになったばかりとする。
説明役として、四次元に詳しいヒロインを配置。四次元人かも?
とまぁそんなところまでは思いついたのだけど、どんな事件を起こすのが面白いかで迷い中。幽霊系の良くあるネタを焼き直していくことになるから、七不思議解決とかだろうか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます