第17話 メリーさんアレンジ-キャラ
「今さら誰か呼んだって、間に合うわけがねぇ。大人しく死になッ!」
男が引金を引く寸前、なんとか通話ボタンを押すことはできた。
最初のコール音が、轟音にかき消される。短機関銃の銃声と、金属同士がぶつかり合う音で。
「『もしもし、私メリーさん』」
スマホと背後から二重になった声が聞こえる。
声が聞こえるという事は、僕はまだ生きてるって事だ。身体のどこにも痛みはない。
「『今あなたの後ろで、あなたの背中を守ってる』」
振り返えるとそこには、機動隊のような盾を構えた長身の美女が立っていた。
メリー。│騎士たる
昨日のネタを書いた後で、そういえばボディガードキャラのネタもあったなと思い出したので、今日はコレで。
「今、あなたの後ろにいるの」で有名な都市伝説のメリーさんは、割とイジられ系にされてる事が多いので、あえてカッコいい系にアレンジしたら……という思考。
都市伝説が実在して、なおかつ割と世俗的な世界観でないと出せないので使い所が難しいのが難点。
メリーさんネタとしては、破城槌を構えたメリーさんも構想はあったり。
♫Mary had a little ram
って綴りが違うわっ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます