晴天のまにまに


茉莉「ふむ。」


スマホを前にしてベッドに座り

数十分だ経とうとしていた。

延々と唸り続けるがもちろん

答えなんて出ない。

もうひと捻りと、首を傾げる。


眠りが浅かったのか、

茉莉としてはありえないほど

早くに目覚めてしまった。

時間に余裕があったため

朝からこんなふうに頭を回そうと

必死になって頑張っているのだ。


茉莉「…世界線が違う…マジっぽそー。」


ぼそりと呟いてみる。

うん、普通の思考では

まず出てこない言葉だろう。


昨日まで茉莉のいた世界線では

紅の…奴村陽奈のアカウントは

変化していなかった。

つまり、活動名義のまま、

白の描いたイラストのアイコンのまま。

彼女らしくツイートこそなかったが、

変化がないということは確実だ。

だが昨日ふとしたタイミングで

茉莉は世界線を移ってしまったらしい。

確かに、学校から帰って

家にいる間のこと。

一瞬風が吹いたような気はした。

それから視界がほんの少し捻じ曲がるような。

けれど、それはただの

立ちくらみのように思えた。


…自分でも何を言っているのだろうと思う。

Aグループから選ばれたから

世界線が入れ替わったとか、

信じられるはずがない。

Twitterが変わっているでしょう、

周りの人たち見れば違いに気づくでしょう。

そんなことを言われてしまっては

どうにも信憑性があるように思えて

茉莉は頷くことしかできない。

きっとそれが正しいんだよね、って。


茉莉「…そろそろ準備しなきゃなー…。」


頭ではわかっていながらも

ベッドに倒れ込んでは

盛大に濁ったため息を吐くのだった。





***





学校では新1年生たちが

そわそわとしながら近くの席の人と

話しているのが見えた。

茉莉はたまたま声をかけてもらって

仲良くしてもらっていた。

別に1人でもいいか、なんて思っていたから

正直話しかけてもらえるなんて

予想外だったっけ。

ただただ運が良かったな、と

思うことしかできない。


「でさ、バイト始めたの!」


茉莉「へーすごい!何のバイト?」


「ありきたりだけど、ファミレスなんだ。」


茉莉「人前に出る方?料理作る方?」


「フロアだよ。配膳する方!」


茉莉「はえー、高1の4月からバイトするって偉い。」


「そうかな?やってる人結構いると思うよ。」


茉莉「え、それが普通なの?」


「普通っていうか、そういう人が多いってだけかな。ほら、経験としてやっておきたいじゃん?」


茉莉「あー、それはわかる。なんか焦るし。」


「それな、めっちゃわかる。私も焦って始めたみたいなところあるもん。」


茉莉「そうなの?」


「うん。中学時代の友達が結構バイト始めたってSNSに載せてて。」


茉莉「あーね。」


周りの人間はいつも茉莉より

先を進んでいる気がする。

みんなはできるのに、

自分だけ前を進むことができない。

そんな感覚をここのところ何年も

噛み続けている。

そろそろ味がなくなって来たって

いいはずなのに、

そうなりそうな予感は今のところ

全くないのだった。


2人で話しながら歩いていると、

突如、肩をぼん、と大きく叩かれた。

声こそは出さなかったが、

肩どころか体全身を震わせて飛び上がった。

何事かと思って振り返ると、

そこには低い位置でひとつ結びをした

綺麗めなお姉さんみたいな人が立っている。


「よ!」


その人はひと言だけ茉莉に言う。

初対面だけど、茉莉にはそれだけで

全てがわかったのだった。


茉莉「あ、ごめん。先行ってて。」


隣にいた子にそう伝えると、

「待っておくよ」なんて言われる。

長くなるからと伝えると

渋々先に行ってくれた。

移動教室の最中、現れたこの人は

間違いなくメンバーの1人だった。


茉莉「秋?」


秋「おー、だーいせーかーい!」


何度も機械越しに聞いた声なもので、

声をかけられただけでピンと来た。

それは秋も同じらしかった。


秋「声でわかったよー、たっとーじゃん!」


秋は変わらず溌剌とした声でそう言う。

茉莉の所属する音楽グループ

18月の雨鯨にてMIXを

担当しているのが秋だ。

彼女は奇妙なあだ名をつける。

茉莉は活動名義の片時から

たっとー、となったらしい。


茉莉「さ、流石に恥ずかしいから茉莉って呼んで。」


秋「そっか。学校同じだしリアルでもバンバン会うだろうしね!それはあり。」


茉莉「同じ学校どころか同じ学年だしね。」


秋「たぁーしかに!」


ぱん、と手を鳴らす。

留年したことに関しては

あまり傷になっていないようだった。


湊「うちね、湊っていうんだ。み、な、と!」


茉莉「へえ、意外。」


湊「んだとぉ、似合ってないだとー!」


茉莉「似合ってないって言うか、あかりとかひかりとか、そう言う名前かと思ってた。」


湊「そっかあ。嬉しくないような嬉しいような?」


茉莉「まあ、茉莉も…」


「あ、茉莉ちゃん!?」


え、と思い声のする方を探す。

今日はやたらと声をかけられる日らしい。

左右をちらちらと見ていると、

突如秋…湊が手を挙げた。


湊「おー、こころーん!」


こころ。

その名前には聞き覚えというよりかは

見覚えがあった。

先日、Aグループの人たちから

茉莉が選ばれたらしく、

そのAグループに彼女はいる。

Twitterを見ているとちらほら

三門こころという名前を見かけた。


こころ「湊!え、2人って知り合い?」


湊「まあねぇ。」


鼻の下を人差し指の側面で

なぞりながらそう言った。

滑舌が溶けていて、

何だか誇らしげなような

嬉しそうな声が耳に届く。


湊「ちょいとネットの繋がりでね!」


こころ「そうだったんだ!びっくりだよ。」


湊「うちとしてはこころんと茉莉んが一緒にいる方が不思議っすよー。」


こころ「あっはは、それはそう。」


茉莉「えっと…2人は知り合いなんですか。」


湊「うん!去年までほら、同い年だったからさ!」


こころ「あははー…湊、茉莉ちゃんはそのこと知ってるの?」


湊「うん!いの一番に教えたね!」


こころ「はぁ…ダメージ負ってないのが信じられないんだけどなぁ。」


湊「去年の文化祭でさ、うちが実行委員の端くれやってて。んで、こころちゃんと出会ったってわけ!」


こころ「端折りすぎてるけど、まあそれでいいかな。」


茉莉「へえ…湊はコミュ力すごいし、何言われても信じちゃいそう。」


こころ「あはは、それわかるなぁ。」


湊「そうかい?おふたりさんもなかなかだと見込んでるけどねん。」


湊はのんびり頭の後ろで両手を組み、

少しばかり後ろに体重を移した。

こころさんはそれを見ては

愉快に笑っていた。

仲のいい2人のように見える。

もしかしたら去年では

結構一緒にいる時間は

長かったのかもしれない。


湊「んじゃあまあ、うちはそろそろ戻りますかね。」


こころ「あれ、何か用事でもあった?」


湊「べんきょーっすよ、べんきょー。」


こころ「それは…頑張れ!」


湊「うっす!じゃあね2人とも!」


茉莉「うん。またね。」


こころ「ばいばーい。」


湊は嵐のようにこちらに来ては

嵐のように去っていった。

もしかしたら茉莉とこころさんが

何か話そうとしているのが

分かったからかもしれない。

湊は少ない言葉数で

いろいろなことを見抜くものだから、

今回もその一環だったのかもとふと感じた。


湊もこころさんも、

声や名前だけを聞いて

声をかけてくるなんて

なかなか心臓が強い。

十分すぎるほどに似ている

2人なのだろうなとも思う。


こころ「ほんと台風みたいな子だよねー。」


茉莉「はい。茉莉もめっちゃそう思います。」


こころ「あはは。にしても茉莉ちゃん。」


こころさんは茉莉の正面に立っては

少しだけ腰を屈める。

平均身長の茉莉ですら

見上げなければ話しづらかったのだが、

こころさんの行動のおかげで首が楽になった。


こころ「ある意味有名な2人に関わっちゃったねー。」


茉莉「有名?」


こころ「うん。良いか悪いかは結構分かれるけどね。」


茉莉「こころさんは身長ですか。」


こころ「あはは、そんなところ。んで、湊はコミュ力と留年ね。」


茉莉「なるほど。」


こころさんも快活で

人当たりがいいものだから、

いい評判が広まって有名ということでも

ありそうだななんて思案する。


まだまだ話したいことだらけだが、

その時無情にも予鈴が鳴った。

茉莉もこころさんも

自然と上の方を見上げていた。

上にスピーカーが付いているわけでもないのに

どうしてか音のする方へと目を向けるのだ。


こころ「やっばい、そろそろ行かなくちゃ。」


茉莉「ですね。」


こころ「放課後時間ある?っていってもあれか…部活動に入るんなら体験があるんだっけ。」


茉莉「いや、茉莉は入る予定ないから大丈夫です。」


こころ「ほんと!?そしたら放課後、茉莉ちゃんのいるクラスに行くよ。」


茉莉「ありがとうございます。その、もう1人会いたい人がいて…陽奈って言うんですけど。」


こころ「いいね。じゃあまたみんなに集まれるか聞いてみるね。」


茉莉「何から何まですみません。」


こころ「いいのいいの!僕先輩だしじゃんじゃん頼ってよ。」


こころさんはそう言って

にこりと微笑んだ。

ウインクしそうだな、と思ったけれど

流石にそこまで見た目通りという

わけではなさそうだった。


こころ「じゃあまた後で!」


足取り軽く廊下を去ると、

そこには多くの人が既に教室へと入り

静かになりつつある空間があった。

茉莉も急いで教室まで向かう。

ここからは近かったはずだから

間に合うとは思うけれど。


と、廊下を早歩きで進んでいる時

不意に思い出す。

茉莉、自分のクラスを言ったっけ?


茉莉「…言ってないよね。」


茉莉はもちろん、

こころさんも随分と抜けている人なのかも

しれないと思うのだった。


放課後は思っている以上に

あっという間にやって来た。

始まったばかりの授業では

中学時代の内容の復習がほとんど。

中学時代の内容に加えて

少しだけ新しい知識、概念を

植え付けていくような作業を繰り返す。

たったの1、2週間しか経っていないのだから

そんなに難しいことはやっていないと

わかっているのだけれど、

そのままのスピードで進んでゆく

授業についていけるかどうかは不安に思う。

ましてや大学受験なんて

考えられないし考えたくもない。


放課後、教室前の廊下に立ちながら

今日起こったことを

頭の中でぼんやりと反芻していると、

不意に遠くからひとつの影が

近寄ってくるのが見えた。

何人も生徒がいる上、

男子生徒だって何人もいるはずなのに

その人のことは自然と見つけられた。

きっと、艶やかでお手入れの行き届いた髪を

ハーフアップにしているそのシルエットが

彼女特有のものだからだろう。


こころ「あ、いたいた!」


茉莉「どうも。」


こころ「助かったー。クラス聞き忘れちゃってたからひとつひとつ聞いて回るところだったよ。ありがとう!」


茉莉「いえ、茉莉も言い忘れてましたし。」


こころ「よし、じゃあ早いところ行こうか。」


茉莉「はい。」


周囲がこちらに目配せしては

こそこそと話している声が

それとなく聞こえて来たけれど、

茉莉の頭の中は紅に、

陽奈に会えることで頭がいっぱいだった。


こころさんは、

「この前カフェに行ったから、

今日は場所を変えようと思ってるんだ」と

こちらを振り返って言う。

先輩として頑張ろうとしてくれているのが

ひしひしと伝わって来た。

根からのいい人なんだろうな、

なんて漠然と思うことしかできなかった。





***





こころさんと2人で向かった先は

なんと地区センターだった。

小さい頃は地区センター前の公園で

遊ぶ人も多いとこころさんは言う。

実際、夕暮れ時前の公園には

多くの子供たちが走り回っていた。

それも小学生前半の子が多そうだ。


茉莉ももしかしたらこんなふうに

駆け回っていた過去が

あったのかもしれないと思うと

何とも言い難い靄が心のうちにできた。

茉莉の家は転勤族だったのもあるが、

それ以前に茉莉はある選択をしたのだ。

それをしていなければ、

茉莉は間違いなくここにはいなかった。


こころ「お、ベンチ空いてるじゃん、ラッキー!」


茉莉「陽奈は…まだ来てなさそうですね。」


こころ「だね。少し待ってよっか。」


公園のベンチに2人で座りながら

日向ぼっこをする。

そういえば、この前4人で集まった時とは

随分と感覚が違うような。

場所は違えど公園にベンチ。

日当たりがいいことも変わりはない。

それなのに違うと感じたのは、

空気が全然違うからだろう。

4人で集まった時は

びしびしと体を刺すような

緊張の糸が張り巡らされていた。

吉永さんも吉永さんで頑張っていたけど

篠田さんは結局帰っちゃうし、

結華と茉莉で話すにも

お互いお喋りじゃないから

話は進まなかったし。

そう思えば、こころさんとは

話しやすいことに気がつく。

2人きりだからだとか、

こころさんが気を遣って

会話を回してくれているということは

多いにあるだろうけれども。


こころ「陽奈ちゃんとはどんな繋がりなの?同じ中学だったとか?」


茉莉「いえ、音楽グループの繋がりで。」


こころ「それ、湊も言ってたやつ?」


茉莉「はい。奇妙な縁ですよね。」


こころ「確かに。不思議かも。」


茉莉「こころさんと陽奈は何か繋がりはあったんですか?」


こころ「ううん。学年は一緒なんだけどねー。この前は悠里ちゃんと陽奈ちゃんと3人でカフェに行ったの。」


茉莉「そうだったんですか。」


こころ「今月、服を結構買っちゃったもんで…本当は今日もカフェに行きたかったんだけど…ごめんね。」


茉莉「全然大丈夫です。むしろ公園の方が落ち着きます。」


こころ「ほんと?それならよかった。」


茉莉「今日もう1人の方は来るんですか?悠里さん…でしたっけ。」


こころ「ああ、あの子ね入部をもう正式に決めたみたいで、最後まで残るから今日は無理ですって連絡来たの。」


茉莉「そうなんですか。残念。」


こころ「今度みんなで集まろうね。」


茉莉「はい。」


みんなで。

その言葉が意味するのは

参加者となったみんななのか、

それとも今同じ世界線にいるであろう

4人のことを指しているのか、

茉莉にはわからなかった。

聞き返さなくていいかと思い

目の前の子供達に目をやる。

鬼ごっこをしているのか、

走り回って人をタッチをしては

きゃーきゃー言いながら走っていく。

男女混ざって遊んでいるのが

なんとも微笑ましかった。


その遊んでいる子供たちの奥。

駐輪場の近くに、

こちらをちらちらと見ては

手に持っているスマホを

確認している女子高校生がいた。

結華の着ていた服と

同じような見た目だな、と思っていると、

不意にそれが陽奈だと言うことを悟る。


じっとそちらを見ていると、

ついにばっちりと目が合った。

眼鏡越しにこちらを見る彼女は

なんともおどおどとしていて、

初めて通話をした時のことを思い出す。

手を振ると、漸く意を決したかのように

肩にかけた鞄の紐をきゅっと握り

こちらまで小さな歩幅で歩いて来た。


こころ「あ、陽奈ちゃん!」


陽奈「あ、お久しぶり…です。」


茉莉「陽奈、やっほ。茉莉です。」


陽奈「あ…片時ちゃん…だよね?」


茉莉「うん!でもリアルだと恥ずかしいし名前でいいかなって思って。」


陽奈「そう…だね!…じゃあ…茉莉ちゃんで…。」


陽奈は緊張しているらしく

目線を左右に移しながら

こちらを見ることなく話した。

茉莉を中心にする形で

陽奈はベンチの端に座った。


こころ「ねーねー、急な提案で悪いんだけどさ。」


そう言ってこころさんは身を乗り出して

こちらを覗くように視線を傾ける。

陽奈はどうしているかわからないが

茉莉はしっかりと目が合った。


こころ「僕たち不幸なことに巻き込まれたけど、何かしらの縁だと思ってるんだよね。そこで、だよ。」


茉莉「そこで?」


こころ「僕たち、敬語なしにしない?あとあと、名前も呼び捨てで呼んでほしい!」


こころさんはうきうきとしながら

口にしていた。

今後どのくらい長く

続く仲なのかは想像がつかないけれど、

少なくとも長くて22日間関わる人ではある。

仲良くなることが損になるなんてことは

きっとないだろう。


茉莉「茉莉は全然いいですよ。」


こころ「やった!陽奈ちゃんは?」


陽奈「…え…!あ…わ、私も大丈夫…です…。」


こころ「よかった。じゃあよろしくね、茉莉、陽奈。」


茉莉「はい。あー、うん。」


急に、と言われてもどぎまぎするもので、

何も考えていない頭ではこれまで通り

「はい」なんて口に出てしまった。

それでもこころさんは…

こころは、ニコニコとしていた。

むしろ裏があるんじゃないかと

疑ってしまうほどだ。


陽奈「その…う、うん。」


こころ「わあ、本当に嬉しい!…と、ここで早速なんだけどさ、いろいろと整理したくって。」


茉莉「レクリエーションのこと?」


こころ「そう。だって茉莉は昨日別の世界線にいたんでしょ?」


茉莉「うん。らしいね。」


こころ「らしいねって…そんなに同じ感じなの?風景とか。」


茉莉「全く一緒だよ。唯一Twitterのアカウントがこれまで通りに見えてるとか、それくらい。」


陽奈「あ…それ私も…あったかも。」


こころ「これまで通り?あ、そっか。」


茉莉「心当たりあるの?」


こころ「うん。陽奈と悠里には昨日話したんだけどね…」


それから、こころのお姉さんが

去年同じような目に

遭っていたことを耳にし、

茉莉からは向こうの世界線で

陽奈に連絡を取ってみたけど

何事もなかったかのように

接せられたことを伝えた。


それらから考えるに、

茉莉たちはどこかの世界線の自分と

入れ替わっているらしい。

ただ、どちらが本当の世界線なのか

自分ではわからなかった。

茉莉の周囲では何ひとつ変わっていない。

強いて言うなら、それこそ陽奈が

巻き込まれているか否か程度。


AとB、どちらの世界線にいるべきなのか

わからないままに時間が過ぎる。

明日はAグループが選ばれる番になる。

向こう側の人たちが

話し合って決めるのか

独断で決めるのかすらも

あまり理解していない。


もやもやの残るまま

明日をただ待つばかりだった。

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