第11話 愛の歌



愛の詩を作ろう

まだ寒い朝に陽が登り始める頃

その光が大地を育ててくれている事に

感謝を込めて歌おう

何故なら

この大地がなければ

生命は存在しないのだから


愛の詩を作ろう

陽が頂点に達する頃

高原に咲く花々の中で

時には世界のために祈るのも良い

何故なら

世界に平安が訪れたなら

周りの人々も幸せになり

私自身も幸せになれるであろうと信じるから


愛の詩を作ろう

大地を照らしていた陽が沈み

静寂の夜が訪れる頃

貴女だけのそのためだけに

愛の詩を歌おう


何故なら

どんなに理由を重ねても

貴女の居ない世界は

全く意味のない物語なのだから

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